【自作PCのパーツ選び】記憶媒体はSSD・HDDのどっちを使えばいい?

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

前回の記事では、CPU・マザーボードの次にメモリを選ぶ方法について紹介しました。
CPU・マザーボード・メモリが決まれば、自作PCの必須パーツはだいたい揃ってきました。

今回は、メモリを選んだあとに記憶媒体(SSD・HDD)を選ぶ方法をお伝えしていきます。

SSD・HDDは、ご存知のとおりパソコンのデータを保存します。
それぞれに適した使い方があるので、使い分けが重要です。

OS向き・バックアップ向きの記憶媒体を紹介するので、用途に合わせて選んでいきましょう!

【記憶媒体を選ぶ方法】SSD・HDDのどっちを使う?

それでは、どうやって記憶媒体を選べばいいのかお伝えしていきます。

【SSD】OS・ソフトウェアのインストール向き

SSDは、OS・ソフトウェアをインストールするのに向いています。
HDDよりも圧倒的に早いので、OS・ソフトウェアはできるだけSSDに入れましょう。

ちなみに、SSDには「SATA」「M.2」という種類があります。

SATAは幅広いマザーボードに接続できますが、速度はM.2に劣ります。
M.2は接続できるスロットが限られますが、SATAよりもずっと高速です。

マザーボードがM.2スロットに対応していれば、M.2 SSDを選ぶのがオススメです。

M.2スロット

最近のマザーボードは、M.2スロットを1つ以上は搭載していることがほとんどです。
なので、最初に選ぶのはM.2 SSDとなることが多いでしょう。

M.2スロットがなかったり、スロット数以上のSSDを増設するなら、SATA SSDも検討しましょう。

優先度としては、「M.2>SATA」です。
M.2スロットが空いているなら、M.2 SSDを選ぶのが基本だといえます。

【HDD】大容量ファイルの保存・バックアップ向き

SSDに対して、HDDは大容量ファイルの保存・バックアップに向いています。
速度はSSDよりも落ちますが、容量に対する価格はかなり安いです。

たとえば、大事に保存したい画像・音楽ファイルなどはHDDに入れておくと良いでしょう。
容量が大きくなりがちなバックアップも、HDDに入れておけば費用を抑えられます。

僕が個人的にオススメしているメーカーは、「Western Digital(WD)」「東芝」です。
もし迷ったら、WD Blueを選んでおけば間違いありません。

逆に、頻繁にアクセスするファイルはHDDには入れないことをオススメします。
OS・ソフトウェア・編集用の動画ファイルなどはアクセスが多いので、HDDには向いていません。

【まとめ】メインの記憶媒体はSSDを選ぼう!

普段から使うメインの記憶媒体は、SSDを強くオススメします。
なぜなら、アクセス速度の恩恵がかなり大きいからです。

パソコンを起動したら、必ずOSも起動します。
OSが入っているSSDが高速であれば、それだけ起動も速くなります。

もしOSがHDDに入っていたら、あまりにも起動が遅くてイライラしてしまうでしょう。

ソフトウェアに関しても同じです。
容量が大きいソフトほど、アクセス速度の影響は大きくなります。

予算の上限がないのであれば、記憶媒体はすべてSSDにしても良いくらいです。

とはいえ、バックアップまでSSDに保存するのは、せっかくのアクセス速度がもったいないです。
費用対効果を考えるのであれば、大容量ファイルの保存・バックアップはHDDにしておきましょう。

記憶媒体を使い分ければ、快適な使い勝手・コスパの良い運用を両立できます。
あなたの用途にあわせて、SSD・HDDから選んでみてはどうでしょうか?