動画編集パソコンのパーツ選びをわかりやすく解説【必須パーツ3選】

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

動画編集のパソコンには、強化しておきたいパーツがいくつかあります。
どんなパーツを強化すれば、もっと快適に動画編集ができるでしょうか?

この記事では、動画編集のパソコンに必要なパーツ選びについてわかりやすく解説しています。

必須パーツとして3つ厳選したので、今までよりもずっと選びやすくなるはずです。
まずはここで紹介している3つのパーツで、基本スペックを強化していきましょう!

動画編集パソコンの必須パーツ3選

それでは、まずは動画編集パソコンの必須パーツを3つお伝えします。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. グラフィックボード

これら3つが、より快適に動画編集するために重要なパーツです。
もっと詳しくみていきましょう。

【1】CPU – エンコード速度の向上

CPUは、動画編集のエンコード速度に影響します。
CPUの性能が高ければ高いほど、エンコード完了までの時間が短縮されます。

また、多くの動画編集ソフトではマルチスレッドが有効です。
「Premiere Pro」「DaVinci Resolve」といった有名ソフトも、マルチスレッドに対応しています。

なので、できるだけコア数・スレッド数が多いCPUの方が、動画編集では有利になります。

コストパフォーマンスの面でいえば、Ryzenシリーズが非常に優秀です。
動画編集の専用マシンであれば、Ryzenを前向きに検討するのも良いでしょう。

【2】メモリ – 編集作業の効率化

メモリは、動画編集の作業効率に影響します。
メモリの容量が多いほど、編集作業中もサクサク快適に動作します。

逆にメモリ容量が少なければ、編集中に何度もフリーズしてしまう可能性があります。
多すぎて困ることはありませんが、だいたい16GBを目安に積んでおきたいところです。

4GBだと、動画編集はほぼ不可能だと思ったほうがいいです。
8GBでギリギリ、作業内容によってはカクカクになることもあるでしょう。

メモリに関しては、クロック数・転送速度よりもまずは容量を重視して選ぶのがオススメです。

【3】グラフィックボード – 処理速度の向上

グラフィックボードは、動画編集の処理速度に影響します。
グラフィックボードの性能が高いほど、編集処理がスムーズに進みます。

有名な動画編集ソフトでは、「GPUアクセラレーション」という機能が有効になります。
「Premiere Pro」「DaVinci Resolve」も、この機能に対応しています。

GPUアクセラレーションとは、GPU(グラボ)によって処理のパフォーマンスを向上させる機能です。
なので、動画編集の作業スピードがグッと向上すると考えてもらえればOKです。

また、GPUアクセラレーションが有効になっている場合のみ使える機能も存在します。

処理速度の向上・専用機能の使用など、グラフィックボードがもたらすメリットは大きいです。
動画編集するなら、ぜひグラフィックボードの性能にはこだわりたいところです。

【おまけ】できればSSD(M.2)も用意したい!

さらにパーツに予算をかけられるなら、SSDも用意したいところです。

動画編集のファイルは、数GBを超えることは当たり前です。
そうなると、記憶媒体のアクセス速度も、動画編集の速度に大きく影響してきます。

HDDで動画編集するのは、すこし効率が悪いです。
容量は大きいですが、アクセス速度はSSDと比べると大きな差があります。

SSDであれば、HDDよりずっと効率的に動画編集できます。
また、SATAよりもM.2 SSDのほうがアクセス速度は速いです。

マザーボードにM.2スロットがあって予算も確保できるなら、M.2 SSDを強くオススメします。

【まとめ】3つのパーツを重視して選ぼう!

パソコンで動画編集するためには、それなりに高スペックが要求されます。
なので、BTOで注文しようとすると予算が高くてビックリするかもしれません。

そんな時は、どのパーツに予算をかけるのか決めておくと分かりやすいです。

  • CPU
  • メモリ
  • グラフィックボード

3つのパーツを重視して選ぶことで、予算を抑えつつ動画編集パソコンを組むことができます。

逆にいえば、どれか1つでも低スペックだとボトルネックが発生します。

性能を発揮できない原因になるので、パーツごとのシナジーを意識して選ぶことが重要です。

他のパーツにも予算をかけられるなら、M.2 SSDはぜひ導入したいパーツです。
M.2ではなくても、SATA SSDを選んでおけばもっと快適に編集できるでしょう。

あなたの予算に合わせて、シナジーを大事にしながらパーツを選んでみてはどうでしょうか?