夏のパソコン冷却にエアコンは必要?熱暴走を防ぐための3つの方法

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

夏にパソコンを使っていると、発熱・冷却が気になりませんか?
あまりにも発熱しすぎると、熱暴走の危険もあって心配ですよね。

この記事では、夏のパソコン冷却にエアコンは必要なのか?というところをお話ししています。
また、熱暴走を防ぐための3つの方法もまとめています。

ゲーム・エンコードなど、負荷のかかる作業は特に発熱しやすいです。
せっかくパソコンを使うなら、夏でも安心して動かせる環境を作っておきませんか?

【熱暴走を防ぐための3つの方法】エアコンの必要性も解説!

まずは、熱暴走を防ぐための3つの方法をまとめて紹介します。

  1. エアコンをつける
  2. CPUクーラーを交換する
  3. PCケースを交換する

夏にエアコンは必要なのか?という問いに対しては、僕の答えは「必要」です。
その理由も含めて、ここから順番に説明していきますね!

【1】エアコンをつける

エアコン

パソコンは、部屋の空気によって冷却されます。
なので、部屋の気温が高ければ、それだけ冷却性能も落ちていきます。

特にゲームやエンコードなど、負荷のかかる作業には注意が必要です。
夏にエアコンをつけず、締め切った部屋でパソコンを使うと熱暴走のおそれがあります。

パソコンを使うとき、エアコンで温度調整するのは基本中の基本といえるでしょう!

とはいえ、エアコンを効かせすぎると寒いし電気代もかかりますよね。

僕の場合だと、バランスをとって27〜28度くらいで設定してます。
この温度設定なら、ゲーム・エンコードをやっても熱暴走は一切起こりません。

参考までに、僕のPCの熱に関わる部分をピックアップしてお伝えします。

PCケース
フルタワー
ケースファン
フロント 140mm×2
HDDケージ 140mm×1
トップ 140mm×1
リア 140mm×1
CPUクーラー
Wraith Prism Cooler(トップフロー)
グラフィックボード
3連冷却ファン

エアフローは、それなりに意識しながらPCを組みました。
もともとはサイドフローのCPUクーラーでしたが、トップフローでも問題なく冷えています。

ミニタワー以下でエアフローが乱れがちな場合は、もう少し低めの室温のほうがいいかもしれません。
「絶対にこの室温なら安全」という状態はないので、あなたの環境にあわせて調整しましょう!

【2】CPUクーラーを交換する

CPUクーラー

CPUクーラーを交換するのも、熱暴走を防ぐのに効果的な方法です。

というのも、CPUはパソコンの中でも最も発熱しやすいパーツの1つだからです。
CPUをしっかり冷やせるクーラーを搭載すれば、熱暴走を防ぎやすくなります。

CPUを定格で使っていて、ミドルタワー以上のケースを使用しているなら「虎徹」がおすすめです。

長年の実績がある、人気ナンバーワンのサイドフロー型CPUクーラーです。
冷却・静音・コスパの3拍子が揃っていて、その人気にも納得できる性能を持っています。

もし虎徹を使うなら、グリスも一緒に購入しておくのがおすすめです。
グリスの種類が変わるだけでも、CPUの温度はガラッとかわります。

僕が使っているのは、「GC-EXTREME-1GRAM」というグリスです。

安くて量もちょうどいいし、良く冷えるうえに固着しにくいです。
注射器タイプなので、いわゆる「うんこ盛り」も簡単です(笑)

グリスのうんこ盛り

ワンコイン以下で買えるので、お試しで使ってみても良さそうです。

【3】PCケースを交換する

PCケース

PCケースを交換するのも、手間はかかりますが効果的です。
パソコンのエアフローを根本的に解決できるので、非常に有効といえるでしょう。

特にスリムケースやMini-ITXを使っているなら、手間に見合った効果を感じられると思います。

ちなみに、僕の個人的な考えとしてはミドルタワーのPCケースがおすすめです。
拡張性・エアフローのどちらも十分な性能を持っていて、フルタワーよりもコンパクトです。

ちなみに、ミニタワーでも冷却を意識したケースはあります。
もしスペースに限りがあるなら、拡張性を少しだけ落としてミニタワーにするのも良いと思います。

【まとめ】夏にパソコンを使う時はエアコンをつけよう!

一番お手軽に冷却効率を上げる方法としては、エアコンをつけることです。

夏は特に気温が高くなり、締め切った部屋だとすぐに30度を超えてしまいます。
そのうえパソコンも熱を発するので、40度を超えることさえあります。

エアコンなしでパソコンを使い続けていると、熱暴走の危険はどんどん高まっていくでしょう。
基本中の基本として、まずはエアコンをつけておきたいところです。

PCの内側からエアフローを改善する

それでも冷却に問題がある場合は、PCの内側から改善する必要があります。

CPUクーラーを交換するのが、お手軽な方法です。
パーツを1つ交換するだけなので、自作の経験がなくてもハードルは低いと思います。

PCケースの交換は、かなり手間がかかる方法です。
ほぼ最初からパソコンを自作するようなものなので、慣れていない方は大変だと思います。

ただしエアフローを根本から解決できるので、非常に効果的な方法でもあります。

スリムケースやMini-ITXケースで、熱暴走に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
その場合は、いっそのことケースをアップグレードするのも良い方法です。

ミドルタワーであれば、十分なエアフローと拡張性があります。
ミニタワーであっても、拡張性は低いですがエアフローは確保しやすいです。

夏場の発熱に悩まされているなら、まずはこの3つの方法を順番に試してみてはどうでしょうか?
すべて実践すれば、今までとはガラッと発熱量が変わりますよ。

高負荷のゲーム・エンコードにも負けないパソコンで、夏も楽しんでいきましょう!