Yoast SEOでパンくずリストを表示する3つの方法【SEO対策】

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

Yoast SEOには、パンくずリストを自動的に表示する機能があります。

デフォルトでは無効になっているので、あなた自身の手でオンにする必要があります。
SEOにも効果的なので、まだ使っていなければぜひ有効化したいところです。

この記事では、どうやってYoast SEOでパンくずリストを表示するのか?わかりやすく解説しています。

記事で表示するだけでなく、サイト全体で有効化することもできます。
カスタマイズ性も高いので、さっそく試してみませんか?

Yoast SEOでパンくずリストを表示する3つの方法

Yoast SEOでパンくずリストを表示するには、大きくわけて3つの方法があります。

  1. Gutenberg(ブロックエディタ)で挿入する
  2. Elementor(プラグイン)で挿入する
  3. コードを追記してサイト全体に表示する

簡単なのは、ブロックエディタ・Elementorを使う方法です。
ドラッグ&ドロップするだけなので、誰でもすぐにパンくずリストを設置できます。

ただ、1つずつ手動で挿入するので、サイトの規模によっては手間がかかるでしょう。

そんなときは、コードを追記してサイト全体に表示すればOKです。
ちょっとしたカスタマイズが必要ですが、1度設定すれば何度もブロックを挿入しなくて済みます。

ここから、それぞれのやり方を詳しく解説していきますね。

【1】Gutenberg(ブロックエディタ)で挿入する

ブロックエディタで挿入するには、「+」をクリックして新しいブロックを追加します。

「+」をクリックして新しいブロックを追加

「すべて表示」をクリックして、「YOAST 内部リンクブロック」→「パンくずリスト」を選択します。

「すべて表示」をクリック

「YOAST 内部リンクブロック」→「パンくずリスト」を選択

これでパンくずリストのブロックが挿入されました。
好きな位置に移動すれば、自動的に構造化されたパンくずリストが表示されます。

パンくずリストのブロックが挿入された

ブロックを追加するだけなので、すごく簡単な方法です。
投稿や固定ページごとに表示したい場合は、ブロックエディタを試してみましょう。

【2】Elementor(プラグイン)で挿入する

Elementorとは、ワードプレスで使えるページビルダープラグインです。

直感的な操作で、ハイクオリティなページをデザインできます。

Elementorは、Yoast SEOに公式で統合されています。
なので、専用ウィジェットを使用可能です。

編集画面の「サイト」→「Breadcrumbs」が、パンくずリストのウィジェットです。

「サイト」→「Breadcrumbs」

記事内にドラッグ&ドロップすることで、パンくずリストが表示されます。

記事内にドラッグ&ドロップ

パンくずリストが表示された

ブロックエディタと同じく、自動的に構造化されたパンくずリストが表示されます。
好きな位置に移動できるので、記事の上部・下部などに設置しておきましょう。

【3】コードを追記してサイト全体に表示する

ブロックエディタやElementorは、ブロックを設置した記事だけに表示されます。
もし全記事にパンくずリストを表示したいときは、ちょっと手間がかかってしまいますよね。

そこで活用したいのが、パンくずリスト用の埋め込みコードです。
以下のコードをテーマのPHPファイルに書き込むことで、パンくずリストが表示されます。

<?php
if ( function_exists('yoast_breadcrumb') ) {
  yoast_breadcrumb( '<p id="breadcrumbs">','</p>' );
}
?>

対応するPHPファイルは、以下のようなファイルです。

header.php
テーマのヘッダーに表示される
single.php
「投稿」に表示される
page.php
「固定ページ」に表示される

テーマによってソースコードが異なるので、各ファイルの適切な位置にコードを挿入しましょう。
うまくコードを挿入できたら、対応する場所にパンくずリストが表示されます。

コードを追記するカスタマイズは、テーマファイルを直接編集します。
なので、しっかりバックアップを取ってから実行しましょう。

また、テーマを更新すると、新しいPHPファイルで上書きされます。
もし上書きされてしまったら、同じ場所に改めてコードを追記してください。

少しテクニカルですが、1つのコードを追記するだけで全体でパンくずリストを表示できます。
とても便利な方法なので、興味があれば試してみるのも良いと思います。

パンくずリストの設定について

パンくずリストの見え方・表示方法は、Yoast SEOの設定からカスタマイズできます。
「SEO」→「検索での見え方」→「パンくずリスト」を開いてみましょう。

「SEO」→「検索での見え方」

「パンくずリスト」タブ

パンくずリストの区切りやテキスト、文字の太さなど、細かくカスタマイズできます。

区切りやテキスト、文字の太さなど

表示するタクソノミーを編集することで、より詳細な階層構造を表示できます。

表示するタクソノミーを編集

記事のカテゴリー・タグなど、ユーザーにとっても分かりやすいリストになります。
あなたのサイトに合わせて、表示するタクソノミーも設定してみましょう。

「テーマにパンくずリストを挿入する方法」では、パンくずリストの有効・無効を切り替えできます。

「テーマにパンくずリストを挿入する方法」

この設定で無効化したときは、コードを追記した部分のパンくずリストが非表示になります。
全体の表示を無効化したいときに便利です。

ブロック・ウィジェットで挿入したリストは表示されたままなので、注意しておきましょう。

【まとめ】SEOに効果的なパンくずリストを設定できる

Yoast SEOでは、SEOに効果的なパンくずリストを簡単に追加できます。
細かくカスタマイズもできるので、サイトのデザインにあわせて表示が可能です。

パンくずリストを表示する方法は3つあるので、好きな方法を選ぶことができます。

  1. Gutenberg(ブロックエディタ)で挿入する
  2. Elementor(プラグイン)で挿入する
  3. コードを追記してサイト全体に表示する

記事ごとに表示したいときは、ブロックエディタ・Elementorが便利です。
サイト全体に表示するなら、コードを追記するやり方が効率的でしょう。

<?php
if ( function_exists('yoast_breadcrumb') ) {
  yoast_breadcrumb( '<p id="breadcrumbs">','</p>' );
}
?>

パンくずリストは、自動的に構造化して出力されます。
なので、難しい設定はしなくてOKです。

内部構造を最適化するにはスキルが必要ですが、プラグインにお任せできるのが便利ですね。
テーマのSEOを強化したいときこそ活躍してくれる機能です。

必要に応じてオンオフもできるので、あなたのテーマにあわせて設定してみてはどうでしょうか?