ロングテールSEOとは?基本からキーワード選定の方法まで徹底解説!

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

ロングテールSEOってよく聞くけど、実際にどんな意味なのかよくわからなかったりしますよね。
この記事では、

  • ロングテールSEOとはなにか?
  • キーワード選定の方法とは?
  • ユーザーの検索意図ってなに?
  • どうやって記事を書けばいいの?
  • ライバルと差をつけるための思考法とは?

といったノウハウを徹底解説しています。

ロングテールSEOを習得するのに時間がかかっても、方向性がブレなければ大丈夫。
なので、まずは全体像をざっくりと把握しておきましょう!

ヨッチヨッチ

全体が見えてると、1つ1つがもっとわかりやすくなるよ。

太陽太陽

ざっくり見て、じっくり覚える感じかー。

ロングテールSEOのノウハウや思考法は、「急がば回れ」の気持ちが大事です。
なので、記事でお伝えしていることを、あせらずチェックしてみてくださいね。

ロングテールSEOとは?意味をわかりやすく解説!

ロングテールSEOとは、SEO(検索エンジン最適化)のやり方のひとつです。
ミドル・スモールキーワードをたくさん集めることによって、集客につなげていく方法です。

キーワードは、検索回数によってビッグ・ミドル・スモールにわけることができます。
明確な定義はありませんが、ざっくりまとめるとこんな感じです。

ビッグキーワード
検索回数がすごく多いキーワードのこと
「居酒屋」といった単一キーワードが多い
ミドルキーワード
ビッグキーワードよりも検索回数が少ないキーワードのこと
単一・複合キーワードのどちらも含まれる
スモールキーワード
ミドルキーワードよりも検索回数が少ないキーワードのこと
「居酒屋 渋谷 忘年会」といった複合キーワードが多い

このように考えると、ビッグキーワードを狙いたいのが集客するほうの心理ですよね。

しかしロングテールSEOでは、ミドル・スモールキーワードをたくさん含めながら集客します。
なので、自然とサイト内の記事数は多くなって、文章もある程度は長くなります。

ミドル・スモールキーワードが1つだけでは、集客できる数は限られてしまいます。
しかし、ロングテールSEOでたくさん集めることで、まとまった集客数になるというわけです。

ロングテールSEOは、自由自在に集客できるくらい強力!

上の図の赤い部分がビッグキーワード、緑色の部分がミドル・スモールキーワードです。
図のとおり、1つ1つの検索回数はすくなくても、キーワードの数が多ければ十分な集客ができます。

それでは、なぜビッグキーワードではなく、ミドル・スモールキーワードを狙うのでしょうか?

実はここにも大きな理由があって、ロングテールSEOの集客力にもつながってくるのです。

太陽太陽

ビッグキーワードのほうが良さそうだけどなー。

ヨッチヨッチ

そう思う気持ちもわかるよ!
だからこそ、ロングテールSEOのメリットも知っておこうね。

なぜロングテールSEOの集客は強力なのか?【5つの理由】

ビッグキーワードを狙うのではなく、あえてロングテールSEOをやるのには当然ながら理由があります。

  1. ライバルとの順位争いがあまり激しくない
  2. 順位がさがっても、クリック率は下がりにくい
  3. ユーザーの検索意図がはっきりしている
  4. 長期的な集客につながる
  5. 検索の本質をとらえている

【1】ライバルとの順位争いがあまり激しくない

ロングテールSEOで狙うのは、ミドル・スモールキーワードが中心です。
ビッグキーワードと比べると、ライバルサイトとの順位争いはそこまで激しくありません。

かんたんに言ってしまえば、ビッグよりもミドル・スモールのほうが上位表示しやすいということです。

ビッグよりミドル・スモールのほうが上位表示しやすく、検索順位も安定しやすい

ミドル・スモールは検索回数があまり多くないので、頑張って上位表示しようとするライバルの数が減ります。
また、大きなコストをかけてまで上位表示するメリットが少ないという点もあります。

ビッグキーワードで上位表示するのは、かなりの体力が必要になるでしょう。
本気でSEOを仕掛けているライバルとガチバトルすることになるので、それなりの覚悟が必要です。

太陽太陽

ガチバトル・・・。

ヨッチヨッチ

ビッグキーワードで勝てないわけじゃないけど、体力を消耗するのは確かだね。

また、ビッグキーワードで1位になったからといって安心はできません。
1位をねらっているライバルたちと、その後もずっと戦い続けることになります。

それならば、ロングテールSEOで幅広く集客したほうが順位も安定しやすいというわけです。

【2】順位がさがっても、クリック率は下がりにくい

ビッグキーワードの1位では圧倒的な集客数ですが、2位以下はクリック数が急激に落ち込みます。
つまり、1位をとらなければほぼ意味はないということです。

ただでさえ順位争いが激しいのに、1位をキープするのは相当な時間・コストがかかります。
それに比べて、ミドル・スモールキーワードは、クリック数の低下率がそこまで大きくありません。

以下は、米Optify社が調査したクリック率のグラフです。

クリック率(Optify)

グラフの赤線がビッグキーワード、緑色がロングテールキーワードのクリック率です。
このように、ビッグキーワードは2位以下のクリック率が一気に低下しています。

それに比べて、ロングテールキーワードは2位以下のクリック率も高めです。
ロングテールの7位でも、ビッグキーワードの2位よりもクリック率が高いのです!

次に、こちらは米Catalyst社が調査した1~4語のクリック率のグラフです。

クリック率(Catalyst)

「ワードが増える=ロングテールキーワード」と考えてもらえばOKです。
さきほどの調査と同じように、ロングテールのほうがクリック率は高くなる傾向があります。

必ずしも1位を狙わなくてもいいので、ビッグキーワードと比べて難易度はグッと下がります。

太陽太陽

こういうの調査してるんだー。

ヨッチヨッチ

データとして見ると、違いがはっきりわかるよね。

【3】ユーザーの検索意図がはっきりしている

キーワードを細分化していくことで、ミドル・スモールキーワードは限りなく増えていきます。
3語以上の複合キーワードも集客対象です。

こまかく分けていくほど、ユーザーの検索意図ははっきりとしてきます。
たとえば、「居酒屋 渋谷 忘年会 5000円」なら、どんな目的で検索しているのかすぐわかりますよね。

キーワードから、検索しているユーザーをイメージしてみましょう。
幹事さんが渋谷で忘年会をできる居酒屋を探していて、1人あたりの予算が5000円と考えていそうです。

渋谷で忘年会がしたいな。5000円くらいの居酒屋さんはどこ?

太陽太陽

居酒屋を探してる幹事さんだー。

ヨッチヨッチ

当たり前だけど、検索をしてるのは画面の向こうにいる人だからね。

これが逆に、「居酒屋」というビッグキーワードならどうでしょうか?
予算・場所・人数・目的など、重要なところがあいまいです。

集客につなげるだけでなく、目的をもったユーザーにフォーカスできるのも、ロングテールSEOの特徴です。

【4】長期的な集客につながる

ロングテールSEOには、たくさんのキーワードを幅広く狙うという特徴があります。
また、すでにお伝えしたとおり検索順位も安定しやすいです。

キーワードを幅広く狙うので、長期的に見ても安定しやすい

つまり、さまざまなニーズを持ったユーザーを安定して集客できるということです。
やみくもに人を集めるのではなく、より戦略的な集客方法だといえるでしょう。

長期的に見ても安定しやすく、見に来てほしいユーザーにしっかりアプローチできます。
だからこそ、ユーザーが求めるサービスをピンポイントで届けることも可能なのです。

一気にまとまった集客ができるのはビッグキーワードです。
しかし、ライバルとの争いによって順位・ユーザー数が不安定になりやすく、ニーズも絞りにくくなります。

【5】検索の本質をとらえている

ロングテールSEOは、人が目的をもって検索するかぎり決してなくなりません。
なぜなら、検索の本質をとらえているからです。

では、検索の本質とはなんでしょうか?
そもそも、人はなぜ検索をするのでしょうか?

あなたが自分事として考えてみれば、きっとすぐにわかってもらえるはずです。

太陽太陽

ボクはおいしいカツオを見つけたいなー。

ヨッチヨッチ

僕たちが検索してるときの気持ちを思い出そう!

そう、「やりたいこと・知りたいこと・疑問・悩み」などがあるから検索するのです。
そして、誰しもがすぐ解決したいと考えています。

人は検索をしたいのではなく、自分にとって役に立つ情報を求めています。

ロングテールSEOとは、ユーザーが求めている情報を有益なコンテンツとして届けること

役に立つ情報を探すときは、できるだけ自分の状況に近いシチュエーションを求めるでしょう。
ビッグキーワードだけでは、目的にあったサイトが見つからないかもしれません。

そうなると、ビッグキーワードに1つずつキーワードが追加されていきます。
「忘年会をしたいな、渋谷の居酒屋がいいな、予算は5,000円くらいかな。」

こうして、ごく自然にロングテール(複合キーワード)になっていきます。

ロングテールSEOは、人が目的をもって検索するかぎり決してなくならないのです。

ロングテールSEOの具体的な3つの手順とは?

ここまでのお話しで、ロングテールSEOのメリットは十分わかってもらえたと思います。

幅広いキーワードで集客するので、人によってやり方はたくさんあります。
枠にはまった方法よりも、試行錯誤しながら自分にあったやり方を習得するのがベストでしょう。

とはいっても、やっぱり基本的なことを知ってたほうがやりやすいですよね。
なので、実際にどうやって実践していけばいいのか、具体的な手順を説明していきます。

大きくわけると、ロングテールSEOの手順は3つに分類できます。

  1. キーワード選定
  2. 検索意図のリサーチ
  3. 記事を書く

この3つは、あくまでも必要最低限のフレームワークということを覚えておいてください。
あなたのロングテールSEOの土台となる部分なので、しっかり実践しながら身につけてほしいと思います。

太陽太陽

3つくらいならできるかもー。

ヨッチヨッチ

まずは基本が大事だからね。
慣れてきたら、自分のスタイルを作っていくのがおすすめ!

【1】キーワード選定

キーワード選定では、記事のテーマとなるキーワードをピックアップします。

ユーザーが検索をするときは、キーワードが軸となります。
なので、キーワード選定を失敗するとSEOもうまくいかない可能性が高いです。

どれだけ素晴らしい記事もムダになってしまうので、入り口をしっかり作っておく必要があるのです。

キーワード選定の手順は、簡単にまとめるとこんな感じです。

  1. キーワードを集める
  2. キーワードの検索ボリュームをチェックする
  3. キーワードをピックアップする

キーワードを集める

何はともあれ、キーワードを集めるところから始まります。

たとえば、あなたがスマートフォンについての記事を書くとします。
であれば、「スマートフォン(スマホ)」がメインキーワードですよね。

さらに付け加えると、「使い方」や「選び方」といった複合キーワードが考えられます。

メインキーワードからさらに広げていくために、ツールを使ったり、思考を広げていったりします。

慣れないうちは、思考を広げていくのが難しく感じるかもしれません。
そんなときは、まずはツールを使いながらキーワードを集めてみてはどうでしょうか?

【参考】関連キーワード取得ツール

関連キーワード取得ツール

気になるキーワードを入力して検索すれば、関連キーワードをまとめてピックアップできます。
キーワードの幅をもっと広げたり、どんな内容が求められているのかチェックしたいときに便利です。

【関連キーワード取得ツール】公式サイトはこちら

キーワードの検索ボリュームをチェックする

キーワードを集めることができたら、次は検索ボリュームをチェックします。
検索ボリュームとは、1ヶ月に何回くらい検索されているのかの目安です。

チェック方法は、Google キーワードプランナーというツールを使います。
よく検索されるキーワード、そうでもないキーワードが見える化できるので、ぜひチェックしておきましょう。

とはいっても、検索ボリュームの数値が絶対ではありません。
あくまでも目安として考えて、キーワードをピックアップするときの参考程度にしてください。

検索回数が「10~1,000」くらいなら、いわゆるロングテールキーワードです。
これらのキーワードをたくさん狙っていくことで、まとまった集客数になる可能性があります。

「1,000以上」ならミドルキーワード、「10,000以上」はビッグキーワードと考えていいでしょう。

【参考】Google キーワードプランナー

Google キーワードプランナー

検索回数をチェックしたいときは、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択してください。
チェックしたいキーワードをまとめて貼り付けたら、検索ボリュームをチェックします。

ページが切り替わってから、「過去の指標」というタブで検索ボリュームを見ることができます。

ざっくりとした数値ではありますが、無料で使うことができるツールです。
Googleの広告掲載も併用するなら、お金はかかりますが詳細なデータをチェックできます。

【Google キーワードプランナー】公式サイトはこちら

キーワードをピックアップする

キーワードの検索ボリュームがわかったら、使いたいキーワードをピックアップしていきましょう。

ツールで収集したキーワードは、かなり大量になっているはずです。
そのすべてを無作為につかうわけにもいかないので、取捨選択をしていきます。

ピックアップするポイントとしては、

  • 検索ボリュームの大きさ
  • キーワードと成約までの距離
  • 集客ニーズとの距離

といったところを意識します。

検索ボリュームの大きさ

検索ボリュームの大きさは、SEOの難しさ・集客数に大きく関わってきます。
どのくらいの範囲をターゲットにするのか、よく検討しましょう。

多いほうがいい、少ないほうがいい、ということではありません。
あまり型にはまりすぎず、大まかな目安にしながらピックアップしてみましょう。

あなたのSEO戦略によって、狙いたい範囲をざっくりと決めてみてはどうでしょうか?

あまり型にはまりすぎず、SEO戦略によって自由に決めるのが大事

もし迷ってしまうなら、気になるキーワードをまとめて狙ってみるのもいいと思います。
ロングテールSEOを実践してみれば、その経験は決して無駄にはならないでしょう。

「このキーワードならいけそう」という感覚も、すこしずつ磨かれていきます。

キーワードと成約の距離

キーワードと成約の距離は、あまり聞きなれない言葉かもしれません。
これは、キーワードによってユーザーの購買意欲がかわるという意味です。

たとえば、あなたが家電を販売したいとします。
そのとき、「電子レンジ 仕組み」「電子レンジ 比較」だったら、どっちが購買意欲が高いでしょうか?

「電子レンジ 仕組み」だったら、どんな仕組みで動いているのか知りたい人が検索します。
「電子レンジ 比較」だったら、いろいろと比較しながら自分にあった商品を探している可能性が高いです。

キーワードによって、成約までの距離がまったく違う!

このように、キーワードによって成約までの距離がまったく違うのです。
もし商品・サービスの成約を目的とするなら、キーワードとの距離感もチェックしましょう。

集客ニーズとの距離

成約と同じように、ユーザーを集客するときにもニーズとの距離感があります。

たとえば、読書好きな人をたくさん集客したいとします。
「小説 書き方」「小説 おすすめ」だったら、ユーザーが求めている情報はまったく違います。

集客ニーズにあわせたキーワード選定をしよう

どんなユーザーを集客したいのか明確にして、集客ニーズにあわせたキーワード選定をするのが重要です。

【2】検索意図のリサーチ

キーワードをピックアップしたら、次は検索意図をチェックしていきましょう。

太陽太陽

検索してる人の気持ちを考えるってこと?

ヨッチヨッチ

そそ。
その人がどんな気持ちで、何を知りたくて検索するのかってすごく大事なんだ。

ユーザーの検索意図は、自分のイメージ力だけで想像するには限界があります。

枠にとらわれた結果になりやすいので、別の角度からチェックするのはほぼ必須です。
なので、意識的にリサーチしていく必要があります。

リサーチの方法は、以下の2つが基本中の基本です。

  1. ライバルサイトをリサーチする
  2. Yahoo!知恵袋で検索意図をリサーチする

この2つに加えて、「はてなブックマーク」や「NAVERまとめ」なども有効活用できます。
この記事では、絶対におさえておきたい「ライバルサイト」「Yahoo!知恵袋」について説明していきます。

ライバルサイトのリサーチ

ライバルサイトのリサーチとは、Googleで上位表示されているサイトをチェックすることです。

Google

あなたがピックアップしたキーワードで検索して、上位1~10位までの記事をしっかり読んでみましょう。
記事を読んだら、メモ帳やExcelなどのツールで必要な情報をまとめていきます。

最低限みておきたいポイントは、この3つです。

  1. どんなタイトルがつけられているのか?
  2. どんな見出しで構成されているのか?
  3. 誰に向けて、どんな内容が書かれているのか?

この3つをじっくりとチェックすれば、求められているコンテンツのヒントが得られます。

「あなたがユーザーだとしたら、どんな気持ちで読んでいるのか?」ということも、大事なポイントです。

ライターと読者では、それぞれの視点が違います。
読者の視点でみることによって、新たな気づきを得られることも多いですよ。

さて、ここでの結論をお伝えします。
SEOで勝ちたいなら、ライバルサイトのリサーチは必須です。

太陽太陽

おおー。

ヨッチヨッチ

これマジで重要。

ここで手抜きするのは論外といえます。
といっても、面倒だと感じてライバルチェックをおろそかにする人はかなり多いです。

ライバルサイトのリサーチでは、たくさんのことを発見できます。

  • ピンポイントの検索意図
  • 求められている情報の質・量
  • 検索ユーザーがもっている知識量
  • ライバルサイトの強さ
  • 上位表示の難易度

などなど、出し続ければきりがないくらいです。

検索で上位表示されているのは、それだけユーザーにとって有益なコンテンツだからです。
あなたが追いかける背中をじかに見ることができるので、チェックしておいて損はありません。

ライバルサイトをチェックするときは、基本的に1~10位まで見ておけばOKです。

なぜなら、Googleの検索ではデフォルトで1ページ目に10位まで表示されるからです。
1ページ目と2ページ目ではクリック率が大きく変わります。

だからこそ、10位以内に表示することがロングテールSEOの基本なのです。

Yahoo!知恵袋のリサーチ

Yahoo!知恵袋は、日本最大級のQ&Aサイトです。
あなたも、たぶん一度は見たことがあるかと思います。

Yahoo!知恵袋

こういったQ&Aサイトは、ユーザーの疑問・悩みがそのまんま投稿されています。
なので、気になるキーワードで検索すれば、ユーザーの検索意図がダイレクトにわかったりするんです。

1人1人の質問はそれぞれ違うので、いろいろな角度から検索意図をチェックできます。
「どんな疑問・悩みを持っていて、どんな回答なら喜ぶかな?」という視点で見ることが大事です。

表示回数や回答数などを見れば、どれくらいニーズがあるのか参考にもなります。

【Yahoo!知恵袋】公式サイトはこちら

【3】記事を書く

ライバルサイトやYahoo!知恵袋で検索意図がわかってきたら、それに答える記事を書いていきます。

SEOの本質は、ユーザーに有益なコンテンツを提供することです。
たくさんの人に喜ばれるコンテンツを作っていけば、いずれ上位表示も達成できるでしょう!

そのためにも、まずは検索意図にマッチした記事テーマを決めることが重要です。
あなたがリサーチした情報をもとにして、どんなテーマで記事を書くのか考えてみてください。

太陽太陽

ボク考えるの苦手だなー。

ヨッチヨッチ

最初は時間がかかっても大丈夫。
自分で考えるっていうことに本当の価値があるよ。

記事テーマが決まったら、あとはどんどん記事を書いていくだけです。
ここでは、記事を書くときにおさえておきたい5つのポイントを紹介します。

  1. タイトル・見出し・本文を書く
  2. 「結論」→「理由」の順番を徹底する
  3. ユーザーの疑問・悩みにしっかりと答える
  4. 文字数は深く気にしない
  5. 共起語を適度に含める

タイトル・見出し・本文を書く

タイピング

「なにを当たり前のことを言っているの?」と、あなたも思ったかもしれません。

タイトル・見出し・本文は、記事を書くときの基本中の基本です。
だからこそ、ここに力を入れてコンテンツを書き上げる必要があります。

  • メリットが伝わりやすく、ユーザーの目を引くタイトル
  • コンテンツ全体を把握しやすい見出し構成
  • すこしでも読みやすくするための工夫

タイトル・見出し・本文は、まさに記事の命といえる部分です。
あなたがリサーチした情報をもとに、ユーザーに刺さるコンテンツを真剣に考えてみてくださいね。

「結論」→「理由」の順番を徹底する

結論

文章を書くときに覚えておきたいのが、「結論」→「理由」という順番です。

WEBで記事を読んでもらうなら、特に意識しておきましょう。
理由から説明しはじめると、ユーザーが求める情報にたどり着けず、すぐ離脱する原因になります。

雑誌などと違って、WEBは特にユーザーが離脱しやすい環境です。
パソコンだったらボタンひとつ、スマホならスワイプひとつで離脱できます。

とにかくまずは結論を明確にしておく。
そのあとにわかりやすい理由を説明すると、読んでもらえる文章になりやすいです。

ユーザーの疑問・悩みにしっかりと答える

Q&A

ユーザーが検索しているキーワードには、疑問・悩みが含まれていることが多いです。
そこまで明確ではなくても、なんとなく知りたいこと・気になることがあるから検索しますよね。

そんなユーザーの検索意図をしっかり読み取って、すぐに解決できるのが良質なコンテンツといえます。

しっかりとリサーチしていれば、どんな解決策があるのかハッキリわかるはずです。
すばやく、わかりやすく、明確に答えを返すことが、読んでもらえる記事のポイントです。

文字数は深く気にしない

文章

記事をあまり書きなれていない方は、どのくらいの文字数がいいのか気になることも多いようです。

記事の文字数に関しては、ぶっちゃけ気にしなくてもいいです。

というのも、良質なコンテンツを提供しようと思えば、ごく自然に文章は長くなっていきます。
もし文字数が少なくなったとしても、本当に良質なコンテンツだと胸を張れるならOKです。

むしろ、文字数を増やそうとしてダラダラと引き延ばすほうがダメです。
それって結局、ユーザーのためになるコンテンツではないですよね。

しいていえば、5万字とかだとさすがに多すぎると思います。

あまりにも文字数が多すぎるときは、テーマを詰め込みすぎている可能性があります。
もしくは、ちょっと長すぎる説明とか入っていないかチェックしてみましょう。

多くても1~2万字くらいに調整しておくのが、テーマを絞るという意味ではいいかもしれませんね。

ちなみに2万字でも、400字詰めの原稿用紙がなんと50枚です。
これ以上となると、読むのも大変になっちゃいますよね(笑)

ヨッチヨッチ

小学生のころ、作文1つ書くのに苦労してたのが懐かしいなぁ・・・。

太陽太陽

おにーたん、老け込んじゃってどーしたの。

共起語を適度に含める

共起語とは、あるキーワードと一緒に使われていることが多いキーワードのことです。

共起語検索

ユーザーの役に立つ情報が見つかることもあるし、ロングテールSEOの補強にもなります。
コンテンツを充実させるためにも、見ておいて損はないと思います。

意外と盲点だったキーワードが含まれていたりするので、念のためチェックしておくといいでしょう。

【共起語検索】公式サイトはこちら

ロングテールSEOを効率化するプロ向けツール3選

ここまで、ロングテールSEOの具体的な手順を紹介してきました。
基本的なポイントをすべておさえたうえで、ギュギュっと凝縮した内容です。

なので、ここから先はもっと踏み込んだコンテンツを紹介していきます。
ロングテールSEOに本気で取り組みたい方だけ、ここから先に進んでください。

上級者向けコンテンツとして、以下の3つをまとめました。

  1. SEO・コンテンツ制作マニュアル + WordPressテーマ
  2. 検索順位チェックツール
  3. リサーチ情報を整理できるツール

3つのうち、2つは有料です。

とはいえ、紹介する以上はもちろん価値のあるコンテンツですし、実際に僕も購入しています。
お金をかけることを投資と考えられる方だけ、聞いてもらえればOKです。

太陽太陽

おにーたんのガチモードだ。

ヨッチヨッチ

ずっと無料のままでやり続けるのは限界があるね。
僕もお金を投資するようになってから、一気に伸びるようになったよ。

【1】賢威(SEOマニュアル・コンテンツ制作マニュアル)

賢威

【賢威】公式サイトを見る

賢威は、株式会社ウェブライダーというSEOのプロが開発したコンテンツ群です。
WordPressテーマがメインコンテンツで、SEOパッケージとして強力なコンテンツが網羅されています。

主な内容をまとめると、こんな感じです。

  • テーマ本体(当ブログでも使用中)
  • 大型バージョンアップ無料(2007年1月から現在まで)
  • SEOマニュアル・コンテンツ制作マニュアル(アップデート無料)
  • 圧倒的な情報量のフォーラム(7万9千件を超えるアーカイブ)
  • 開発者の松尾さんが解説しているSEO動画

この中でも、SEOマニュアル・コンテンツ制作マニュアルが素晴らしい完成度です。
マニュアルのために賢威を購入してもいいと思えるくらい、プロのノウハウが凝縮されています。

SEOマニュアル・コンテンツ制作マニュアルをあわせると、300ページ近くの大ボリュームです。
しかも、各マニュアルのバージョンアップもずっと無料です。

時代にあわせたSEOを効率よく習得できるので、読まないのは相当もったいないですよ。

僕がここまでお伝えしてきたロングテールSEOの知識も、賢威の影響をかなり強く受けています。
さらに理解を深めようと思ったら、ぜひSEOマニュアル・コンテンツ制作マニュアルを読んでみてください。

太陽太陽

おにーたん激推しのマニュアルだよね。

ヨッチヨッチ

僕もたくさん学ばせてもらったからね。
マジでおすすめ!

ちなみに、賢威のメインコンテンツはWordPressテーマです。
こちらも素晴らしいテーマで、このブログでも今まさに使っています。

賢威のコンテンツを一覧でまとめるので、興味があればチェックしてみてはどうでしょうか?

賢威
おすすめ度 5.0
バージョンアップ
2007年1月からずっと無料
複数サイト
マニュアル
サービス内容 テーマ本体
SEOマニュアル
コンテンツ制作マニュアル
SEOの解説動画
各種フォーラム利用権
メリット 大型バージョンアップも無料
プロの最新ノウハウを学べる
フォーラムですぐ質問できる
デメリット 導入時のコストが高め
(長期的なコスパは良い)
料金 24,800円(税抜)

【賢威】公式サイトを見る

【2】検索順位チェックツール GRC

GRC

【GRC】公式サイトを見る

GRCは、GoogleとYahooの検索順位を自動でチェックできるツールです。
個人から企業まで、たくさんのユーザーが利用しています。

ほかの順位チェックツールと比べても圧倒的に安く、信頼性も高いツールです。

ロングテールSEOでは、毎日の検索順位チェックはかなり重要な作業です。
順位の大変動・Googleのペナルティなどで、気付いたら順位がガクンと落ちていることもあります。

そんなときにも即座に気づいて対応できるので、ほぼ必須のツールだといえるでしょう。

ちなみに、検索できるキーワードの数はプランによって異なります。
自分の使い方にあわせた料金プランを選べるので、費用を最小限に抑えることができるでしょう。

GRCのプラン一覧表

太陽太陽

おにーたんはどれ使ってるの?

ヨッチヨッチ

僕は今のところスタンダードを使ってるよ!
ブログの記事数が少ないなら、まずはベーシックでも十分だと思うよ。

もしかしたら、「自分でチェックすればいいんじゃない?」とあなたは思ったかもしれません。

しかし、それが100個以上のキーワードになったらどうでしょうか?
それも毎日チェックするとなると、かなりの時間をロスします。

また、自分で検索するときには、環境による順位のズレにも注意しなければいけません。

いろいろな手間・時間効率を考えると、GRCで自動的にチェックするほうがずっとラクだし確実です。
まずはお試し感覚で使ってみれば、その便利さをわかってもらえると思います。

【GRC】公式サイトを見る

【3】XMind(リサーチ情報を整理できる)

XMind

XMindは、無料で使えるマインドマップ作成ツールです。
無料とは思えないくらい、便利で使いやすいのが大きな特徴です。

マインドマップは、かなり効率的に情報をまとめることができます。

ライバルサイトのリサーチはもちろん、思考を整理するときにも役に立つツールですよ。
たくさんの情報を1ページにまとめることができて、視覚的にも見やすいのでメモ帳よりずっと便利です。

もしあなたがマインドマップを作ったことがなければ、この機会にぜひ覚えてしまいましょう!

ヨッチヨッチ

最初は少しとまどったけど、慣れたらめっちゃ効率上がるよ。

太陽太陽

それまではずっとメモ帳だったからねー。

有料のPro版もありますが、無料でも十分すぎるくらいの使いやすさです。
実際に使ってみて、もっと充実した機能がほしいときだけ有料版も検討してみてはどうでしょうか?

【XMind】公式サイトはこちら

【まとめ】時間をかけてでも習得する価値がある

ロングテールSEOは、検索の本質をとらえた方法です。
人が目的をもって検索するかぎり、決してなくなりません。

だからこそ、時間をかけてでも習得する価値があるのです。

ここまで説明してきたことをまとめます。

  1. ロングテールSEOとはどんなものか
  2. ロングテールSEOの具体的な方法
  3. ロングテールSEOに有効活用できるコンテンツ・ツール

ロングテールSEOとはどんなものか

最初は、ロングテールSEOとはどんなものか説明しました。
土台がブレていると、その後は何かの拍子におおきく崩れていく可能性があります。

なので、あなたにはしっかりと本質を知ってもらいました。

ロングテールSEOの具体的な方法

そして、ロングテールSEOの具体的な方法も説明しました。
実際に身につけていくうえで、基本的なテクニックはやっぱり必要です。

そのうえで、枠にとらわれないあなたの個性を発揮してほしいと思っています。

ロングテールSEOに有効活用できるコンテンツ・ツール

最後に、ロングテールSEOに有効活用できるコンテンツ・ツールを紹介しました。
本気で取り組みたい方のために、本当に素晴らしいコンテンツだけを厳選しています。

この記事で紹介した内容を、どのくらい活用できるかはあなた次第です。

あなたが望みさえすれば、どこまでも潜在能力を発揮していくことができるでしょう!