こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
パソコンを自作するとき、電源容量はチェックしておきたいポイントです。
そして、消費電力が大きいパーツとしてグラフィックボードの名前をよく聞くと思います。
この記事では、グラフィックボードの消費電力が大きいのは本当なのか?解説していきます。
実際のパーツを取り上げながら、消費電力を数字で比較していきます。
各パーツと比較することで、グラフィックボードはどれくらい影響があるのかわかるはずです。
電源容量を選ぶときの目安として、覚えておいて損はない知識です。
グラフィックボード・CPUの消費電力を比較
グラフィックボードは、PCパーツの中でも消費電力は大きくなりがちです。
性能によって消費電力は上下しますが、グラボが電源容量に与える影響は大きいです。
グラボと同じく、CPUも消費電力が大きくなりがちなパーツです。
それぞれのパーツをざっくりと比較してみましょう。
- 【グラボ】MSI GeForce RTX 2070 SUPER VENTUS GP OC
- 消費電力:235W
- 【CPU】AMD Ryzen 7 3700X
- 消費電力:65W
- 【CPU】Intel Core i7 9700K
- 消費電力:95W
グラボ・CPUともに、比較的高性能といわれているパーツを選びました。
RTX 2070 SUPERは、Ryzenに対して3倍以上、Core i7に対して2倍以上の消費電力です。
Ryzen(第3世代)は消費電力が抑えられたモデルなので、明らかに差が大きいことがわかります。
Core i7の場合でも、グラボと比べると差が大きくなっています。
電源ユニットの容量を選ぶときは、CPUだけでなくグラボの比重も大きいということです。
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グラフィックボードのグレードごとに消費電力を比較
次に、グラフィックボードのグレードごとに消費電力を比較してみましょう。
ここでピックアップした消費電力は、すべてNVIDIAの公式サイトから引用したスペックです。
- GeForce RTX 2060 SUPER
- 消費電力:175W
- 補助電源コネクタ:8ピン
- GeForce RTX 2070 SUPER
- 消費電力:215W
- 補助電源コネクタ:6ピン+8ピン
- GeForce RTX 2080 SUPER
- 消費電力:250W
- 補助電源コネクタ:6ピン+8ピン
グレードが上がるごとに、消費電力も上がっていることがわかります。
グラボの性能が上がるほど、必要となる電源ユニットの容量も上がるということです。
また、消費電力が上がることで補助電源コネクタにも変化があります。
電力の消費が激しいほど、必要な補助電源も多くなります。
大容量の電源ユニットであれば、補助電源コネクタも充実していることが多いです。
そういった意味でも、高性能グラボに見合った電源ユニットを選ぶ必要があるでしょう。
【まとめ】グラフィックボードの消費電力は必ずチェックしよう!
結論として、グラフィックボードはパソコンの中で最も消費電力が大きいパーツです。
グラフィックボードを選ぶときには、かならず消費電力をチェックするようにしておきましょう。
消費電力をチェックしたら、それに見合った電源ユニットを選ぶことが重要です。
高性能なゲーミングPCを自作するとしたら、700W以上の容量はほしいところです。
「電源ユニットの選び方」でも説明していますが、推奨容量は使用電力の2倍です。
グラフィックボード・CPU・その他パーツも含めると、700W以上を推奨されることが多くなります。
もし自分で計算するのが難しそうなら、自動計算してくれるシミュレーターもあります。
⇒ 【ドスパラ】電源容量シミュレーターはこちら
あなたに合った容量を選ぶためにも、グラフィックボードの消費電力は強く意識しておきましょう。
そのうえでCPU・その他パーツも考慮すれば、ベストな容量が導き出されます。
電源ユニットは、パソコンに電力という血液を送り出す心臓部の役割を持っています。
とても重要なパーツなので、グラフィックボードに見合った容量を選ぶようにしましょう!
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