こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
マザーボードをPCケースに取り付けるとき、スペーサーという部品を使用します。
なんとなく不要に見える部品ですが、どんな役割があるのでしょうか?
この記事では、マザーボード・PCケースにスペーサーが必要な理由を解説しています。
パソコンを自作するうえで、スペーサーの取り付けも大切な手順の1つです。
ここで役割を覚えておいて、自作するときも忘れずにセットしておきましょう!
マザーボード・PCケースにスペーサーが必要な理由
マザーボード・PCケースにスペーサーが必要な理由は3つあります。
- PCケースとの干渉を防ぐ
- 静電気・衝撃を避ける
- I/Oパネルの位置を合わせる
スペーサーは、マザーボードを安全に扱うために使用されます。
かならず取り付ける必要があるため、スペーサーなしだとI/Oパネルの位置が合わなくなります。
【1】PCケースとの干渉を防ぐ
PCケースの底板には、金属が使われていることも多いです。
なので、マザーボードと干渉することで、ショートしてしまう危険性があります。
スペーサーでマザーボードを浮かせれば、ショートすることなく安全に使用できます。
【2】静電気・衝撃を防ぐ
マザーボードの基盤を浮かせることで、静電気・衝撃を防ぐという効果もあります。
マザーボードは、すべてのPCパーツを搭載する土台となるものです。
さまざまな回路が集約されているので、静電気・衝撃には十分に注意が必要です。
PCケースを移動する時なども、スペーサーがあることで回路への衝撃を緩和できるでしょう。
【3】I/Oパネルの位置を合わせる
マザーボードのI/Oパネルの位置も、スペーサーによって調整されます。
スペーサーなしで取り付けた場合は、I/Oパネルが少しずれてしまいます。
パネルがずれた状態のままだと、必要な端子を使うこともできなくなってしまいます。
もしI/Oパネルの位置が合わないときは、スペーサーを取り付けているか確認してみましょう。
【まとめ】スペーサーはマザーボードを保護するための部品
ひと言でいってしまえば、スペーサーはマザーボードを保護するための部品です。
マザーボードを浮かせることで、回路のショート・静電気・衝撃を防いでくれます。
パソコンを自作するなら、基本的にスペーサーは必要です。
PCケースにスペーサーが付属していたら、必ず取り付けるようにしましょう。
取り付ける方法は、マザーボードの位置に合わせてPCケース側にスペーサーをセットするだけです。
すごく簡単なので、初めての自作でも問題なくセットできると思います。
自作に慣れている人は、マザーボードの取り付けにスペーサーが必要なことは十分わかっています。
ただ、あまり慣れていないときは忘れずに取り付けるようにしましょう。
大切なマザーボードが、スペーサーがないために故障してしまうのはすごく残念になっていまいます。
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