M.2 SSDにヒートシンクはいらない?必要性をわかりやすく解説!

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

M.2 SSDを使うとき、ヒートシンクを付けるかどうか迷っていませんか?
実際の必要性がわからないと、ちょっと判断しづらいですよね。

ここでは、M.2 SSDにヒートシンクは必要なのか?わかりやすく解説していきます。

ヒートシンクの必要性は、使われるインターフェースによって異なります。
どんな状況で、どういう使い方をすればいいのか、ここからお伝えしていきますね。

M.2 SSDにヒートシンクは必要なのか?

M.2 SSDにヒートシンクが必要かどうかは、インターフェースによって異なります。

主流となっているインターフェースは「PCIe 3.0」「PCIe 4.0」の2種類です。(2020年9月現在)
一般的にはPCIe 3.0がよく使われていて、ある条件を満たすことでPCIe 4.0を使用できます。

「PCIe 3.0」「PCIe 4.0」を見分けるための3つの条件

PCIe 4.0を使うには、以下3つの条件をすべて満たす必要があります。

  1. X570のマザーボードを使用する
  2. 第3世代以降のRyzenを使用する
  3. PCIe 4.0に対応したM.2 SSDを使用する

これら3つの条件を満たしていない場合は、PCIe 3.0で接続されています。

PCIe 4.0は、意識しないと有効にするのは難しいです。
なので、基本的にはPCIe 3.0で接続されていることが多いです。

まずは、あなたのM.2 SSDがどのインターフェースで接続されているかチェックしましょう。

【PCIe 3.0】SSDにヒートシンクは必須ではない

M.2 SSDがPCIe 3.0で接続されているなら、ヒートシンクは必須ではありません。
PCケースのエアフローが問題なければ、ヒートシンクなしでも使うことができます。

ただ、ヒートシンクを付けた方が冷却性能が上がるのは事実です。
使用するデメリットはないので、少しでも冷却したいときはセットしておきましょう。

ヒートシンクを付ける場合は、他のパーツに干渉しないように注意が必要です。
少しだけ高さがあるので、干渉しないか事前にチェックしておくことをオススメします。

【PCIe 4.0】SSDにヒートシンクは必須

もしPCIe 4.0でM.2 SSDを接続しているなら、ヒートシンクは必須です。
かなりの高温になるため、ヒートシンクなしでは故障の原因になります。

PCIe 4.0対応のM.2 SSDは、最初からヒートシンクが装着されています。

すでに装着されているヒートシンクを取り外すと、保証の対象外となる場合もあります。
なので、PCIe 4.0対応のM.2 SSDはそのまま使用するようにしましょう。

【まとめ】ヒートシンクはできるだけ付けたほうが良い

M.2 SSDのヒートシンクは、インターフェースごとに必要性は異なります。

PCIe 3.0
ヒートシンクは必須ではない
できればあった方が良い
PCIe 4.0
ヒートシンクは必須
かならず装着して使用する

PCIe 3.0で接続されているなら、ヒートシンクはなくてもOKです。
PCケースのエアフローが良好であれば、問題なく動作します。

ただ、他のパーツに干渉しなければ取り付けておいた方が良いでしょう。
PCIe 3.0であっても、ヒートシンクによって冷却性能が上がります。

PCIe 4.0で接続されているなら、ヒートシンクは必須です。
最初からヒートシンクが装着されているので、そのまま使うようにしましょう。

もし外してしまうと、故障の原因になり、保証の対象外となる場合もあります。

ヒートシンクは付けておいて損はない

「PCIe 3.0」「PCIe 4.0」のどちらにしても、ヒートシンクは付けておいて損はありません。
なぜなら、冷却性能が上がって困ることはないからです。

とはいえ、ヒートシンクが他のパーツに干渉してしまうこともあります。
なので、PCIe 3.0であれば無理に取り付けなくても大丈夫です。

あなたのパーツ構成によって、ヒートシンクを付けるかどうか判断してみてはどうでしょうか?