ATXとMicro-ATXの違いとは?メリット・デメリットを比較【マザーボード】

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

マザーボードにはいろんなサイズがあります。
その中でもATXとMicro-ATXは、比較対象としてよく見かけるのではないでしょうか?

ここでは、ATX・Micro-ATXの違いからメリット・デメリットを比較してお伝えします。

どちらにも良し悪しがあるので、あなたの使い方に合わせて選ぶのがポイントです。
一覧表でまとめてチェックして、ざっくりと比較してみましょう!

ATXとMicro-ATXの違い【一覧表で比較】

まずは、ATX・Micro-ATXのサイズ感を画像で紹介します。

代表的なフォームファクタの種類

ATXは大サイズ、Micro-ATXは中サイズというイメージです。
次に、それぞれの特徴を一覧表でまとめます。

フォームファクタ ATX Micro-ATX
サイズ
(最大244mm×305mm)

(最大244mm×244mm)
拡張性
省スペース
PCケース ミドルタワー
フルタワー
ミニタワー
スペックの傾向 ミドル~ハイエンド ローエンド~ミドルレンジ

拡張性と省スペースは、どちらを優先するか選ぶ必要があります。

拡張性を重視するなら、ATXを選んだほうが良いでしょう。
省スペースを優先するなら、Micro-ATXの方が優れています。

ATXは拡張性が高い

拡張性が高いということは、それだけスペックを向上できる余地があるということです。
さらに、PCケースによっては簡易水冷・本格水冷も搭載できます。

ハイエンドのゲーミングPCまで組めるのが、ATXの大きな特徴といえます。

また、ミドルタワー・フルタワーはデザイン性が優れたケースも多いです。
大型のPCケースを選べるのも、ATXの魅力といえるでしょう。

Micro-ATXは省スペースに優れる

逆にいえば、ハイエンドを求めなければMicro-ATXでも十分です。
グラフィックボードも増設できるので、ゲーミング性能はしっかり向上できます。

それでいてPCケースはミニタワーなので、コンパクトに設置が可能です。
置けるスペースが限られているときには、Micro-ATXが大活躍するでしょう。

【まとめ】ATX・Micro-ATXのメリット・デメリット

ここまで比較した内容で、メリット・デメリットをまとめます。

ATX Micro-ATX
メリット 拡張性が高い
ケースの種類が多い
省スペースで設置できる
PCケースが軽い
デメリット サイズが大きい
PCケースが重い
拡張性が低い
ケースの種類は少なめ
こんな人におすすめ 拡張性を重視
デザイン性を重視
サイズ・重さは気にしない
省スペースを重視
軽いケースが欲しい
拡張性は気にしない

サイズを気にしないならATXがおすすめ

ATX

あなたがサイズを気にしないのであれば、僕はATXを強くおすすめします。
なぜなら、拡張性が高いということは、将来的にパーツをアップグレードしやすいからです。

拡張カードで機能を増やしたいときも、ATXならハードルは低めです。

Micro-ATXの場合だと、拡張カードを増設するのは厳しいでしょう。
もし増設するなら、ケースサイズ、マザーボードのスロット数をよく確認する必要があります。

コンパクトに設置するならMicro-ATXがおすすめ

Micro-ATX

拡張性を犠牲にしても省スペースを重視するなら、やはりMicro-ATXが良いと思います。
Micro-ATXの方が明らかにサイズが小さく、ミニタワーのケースなのでだいぶ軽いです。

コンパクトなので、掃除しやすいのもMicro-ATX・ミニタワーの特徴といえます。

人それぞれ、パソコンで重視するポイントは違うと思います。
なので、あなたに合った使い方でATX・Micro-ATXを比較してみてはどうでしょうか?