パソコンの電源をタコ足配線にするのは危険!その理由とは?

タコ足配線って、いろんな家電をまとめるのに便利ですよね。
ただ、パソコンの場合はまとめて繋ぐのは危険です。

ここでは、なぜパソコンの電源をタコ足配線にすると危険なのか?理由を説明しています。

今までなんとなく電源をまとめていた方は、なぜ危険なのか知っておいたほうが良いでしょう。
そして、理由を知ったうえでどうするか考えてもらえればと思います。

なぜパソコンをタコ足配線に繋ぐのは危険なのか?

タコ足が危険な理由は、パソコンにかかる負荷によって消費電力が上下するからです。

パソコンにあまり負荷がかかっていない状態だと、電力の消費は少ないです。
なので、タコ足でも特に問題はないかもしれません。

しかし、負荷が大きくなると電力の消費も多くなります。
消費電力が多くなることで、タコ足配線の負担も大きくなっていきます。

タコ足は複数の家電を繋ぐため、電力消費が大きいほど危険度は増します。
たとえば、パソコンと同時にドライヤー・電子レンジ・エアコンなどを繋げるのは危険です。

電力の許容範囲を超えたらどうなる?

もし電力の許容範囲を超えてしまったら、パソコンの故障・火事の原因になる場合があります。

パソコンの故障だけなら、諦めがつくかもしれません。
しかし火事になってしまったらどうでしょうか?

パソコン1台では済まないほどの問題となってしまうでしょう。
また、自分だけでなく沢山の人たちに迷惑をかけてしまいます。

【まとめ】パソコンはコンセントにそのまま繋げよう

ここまで、パソコンをタコ足配線に繋げることの危険性をお伝えしてきました。
その理由とは、パソコンの消費電力は負荷によって上下するからです。

電力の負荷が許容範囲を超えると、パソコンの故障・火事の原因となります。
特に負荷が大きくなりがちなのは、以下のようなシーンです。

  • ハイクオリティなPCゲームのプレイ
  • 動画の編集作業
  • 動画のエンコード

この3つが代表的ですが、パソコンではいろんな作業ができます。
なので、負荷がかかるシーンは他にもたくさんあると考えてもらえればと思います。

ちなみに「消費電力を抑えてタコ足に繋ぐ」のはおすすめしません。

パソコンの負荷率・電力の消費量は、完璧にコントロールできるものではありません。
バックグラウンドで動いているプログラムの影響を受けることもあります。

なので、タコ足ではなくコンセントにそのまま接続するのが安全です。

PC1台にコンセント1つという考え方は、パソコンを使ううえで大切なことです。
安心して使っていくためにも、覚えておいてもらえれば嬉しいです。