パソコン使用中にブレーカーが落ちる時の【3つの対策】データを守れ!

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

パソコンを使っていて、急にブレーカーが落ちてしまうことってあると思います。
データが壊れてしまう可能性もあるので、しっかり対策しておきたいですよね。

この記事では、パソコン使用中にブレーカーが落ちる時の【3つの対策】を紹介しています。

基本から根本的な対策、データ保護の方法もすべてお伝えしています。
大切なデータを守るためにも、しっかり対策をして快適にパソコンを使いましょう!

ブレーカーが落ちる時の【3つの対策】

ブレーカーが落ちる時の対策は、大きくわけて3つあります。

  1. 高負荷がかかる作業を制限する
  2. 電気のアンペア容量を上げる
  3. UPSを導入する

どれも効果的な対策ですが、実施する手間や得られる効果が異なります。
なので、あなたの環境にあわせて必要な対策をチョイスしましょう!

ここから、1つずつ詳しく説明していきます。

【1】高負荷がかかる作業を制限する

一番手軽にできる対策は、高負荷がかかる作業を制限することです。

パソコンは負荷がかかるほど、消費電力も大きくなります。
なので、できるだけ高負荷の作業時間を減らすことで、ブレーカーが落ちる時の対策となります。

高負荷な作業とは、例えばこんな感じです。

  • ハイクオリティなPCゲームのプレイ
  • 動画の編集作業
  • 動画のエンコード

ゲーム・動画編集は負荷が大きくなりがちです。
CPU・グラフィックボードの機能をフルに使うので、消費電力も大きくなります。

また、消費電力が大きい家電と同時に使うのも控えた方が良いでしょう。

  • ドライヤー
  • 電子レンジ
  • エアコン
  • IHコンロ
  • 電気ストーブ

これら5つの家電は消費電力が大きい傾向があります。
同時に使う家電が増えるほど、ブレーカーが落ちるリスクも高まります。

ちなみに、作業の制限はあくまでも一時的な対策であるということは覚えておきましょう。
この後に紹介する2つの対策をとるまで、一時しのぎとして活用するのがオススメです。

【2】電気のアンペア容量を上げる

根本的な対策方法は、電気のアンペア容量を上げることです。

一般的な家庭(核家族世帯)では、40~50アンペアで契約されていることが多いです。
一人暮らしなら、20~30アンペアになっていることが多いでしょう。

あまりにも頻繁にブレーカーが落ちるなら、アンペア容量が足りない可能性があります。
電気料金の明細を確認して、アンペア容量をチェックしてみましょう。

契約内容にアンペア容量が記載されている

10アンペア上げるだけでも、ブレーカーが落ちる頻度はグッと減ります。
同時に使う家電が多いときは、検討してみる価値はあると思います。

アンペア容量を上げる方法は、電力会社に連絡するだけでOKです。
立ち会いの工事日程を決めたら、あとは無料で工事してもらえます。

ただ、容量が大きくなるほど基本料金も高くなるのでその点は注意が必要です。

【3】UPSを導入する

UPSとは、無停電電源装置のことです。
業務用で使われることが多い機材ですが、一般用にも販売されています。

ブレーカーが落ちたときには、UPSからパソコンに電力が供給されます。
長時間の稼働はできませんが、パソコンを安全にシャットダウンできるのが特徴です。

また、UPSが提供しているソフトでは、自動シャットダウンを設定できるものもあります。
もし自分でシャットダウンするのが難しそうであれば、ソフトで設定しておけば安心です。

特に評判が良いUPSはオムロン製で、パソコン向きの「正弦波」で出力されます。
自動シャットダウンソフトも付いているので、安心して使える製品です。

また、UPSは停電・落雷対策にもなります。
オムロンのUPSには過電流保護機能があるので、落雷による故障からパソコンを守ることができます。

やや高価な周辺機器ですが、安全を考慮するのであれば導入しておくと良いでしょう。

UPSの出力容量について

UPSは出力できる容量が決まっているので、余裕のある容量を選んでおく必要があります。
パソコンは常にUPSに接続して使うので、容量が足りないと動作不良の原因になります。

先ほど紹介した「BW55T」は550VA/340Wです。
340Wなので、容量は少し低めとなっています。

もっと大容量が必要な場合は、「BW100T」がオススメです。
1000VA/610Wなので、ゲーム・動画編集にも使える容量となっています。

【まとめ】3つのブレーカー対策を使い分けよう!

ここまで、パソコンのブレーカー対策を3つ紹介してきました。

  1. 高負荷がかかる作業を制限する
  2. 電気のアンペア容量を上げる
  3. UPSを導入する

【1】高負荷がかかる作業の制限

今すぐできることは、やはり負荷のかかる作業を制限することです。
手間もお金もかからないので、ひとまず対策するなら作業内容を見直しましょう。

【2】アンペア容量を上げる

根本的な対策は、アンペア容量を上げることです。
少しだけ手間はかかりますが、工事は無料でやってもらえます。

基本料金が少しだけ上がりますが、あまりにも頻繁にブレーカーが落ちるなら検討したい方法です。

【3】UPSの導入

UPSは、ブレーカー対策だけでなく停電・雷にも対応できる方法です。
高価な周辺機器ですが、それに見合った働きをしてくれるでしょう!

自動シャットダウンソフトまで付いているので、業務レベルの対策を講じることが可能です。

すぐにできることから、手間・お金がかかる方法まで、3つの対策をお伝えしました。
得られる効果もそれぞれ異なるので、あなたの環境にあわせて選んでみてはどうでしょうか?