HTMLの定義リストとは?WordPressで「dl・dt・dd」を使う方法

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

HTMLには、いろんなリストがあります。

よく見かけるのは、「ul(順不同リスト)」「ol(順序リスト)」の2つです。
そのほかに「dl(定義リスト)」というものも覚えておくと、表現の幅がさらに広がりますよ。

ここでは、HTMLの定義リストとはなにか?ワードプレスで「dl」を使う方法について紹介しています。

どんなリストなのか知っておけば、ほかのリストと使い分けることができます。
また、「dl・dt・dd」の役割がわかると、ワードプレスで使いこなすことも可能です。

というわけで、さっそく見ていきましょう!

HTMLの定義リストとは?

HTMLの定義リストとは、「用語」と「説明」をそれぞれセットで記載できるリストです。

これが「用語」
ここに「説明」を入れる
ul(順不同リスト)
順番が決まっていないリスト
番号なし
ol(順序リスト)
順番が決まっているリスト
番号あり
dl(定義リスト)
「用語」と「説明」をセットで記載できるリスト
用語の説明・関係する項目に使える

定義リストの書き方

まずは全体をdl要素で囲み、「用語」をdt要素で記載し、「説明」をdd要素で記載します。

<dl>
	<dt>これが「用語」</dt>
		<dd>ここに「説明」を入れる</dd>
	<dt>ul(順不同リスト)</dt>
		<dd>順番が決まっていないリスト</dd>
		<dd>番号なし</dd>
	<dt>ol(順序リスト)</dt>
		<dd>順番が決まっているリスト</dd>
		<dd>番号あり</dd>
	<dt>dl(定義リスト)</dt>
		<dd>「用語」と「説明」をセットで記載できるリスト</dd>
		<dd>用語の説明・関係する項目に使える</dd>
</dl>

dtとddは、どちらもセットとして扱います。
ddは複数あっても問題ありません。

必ずしも用語の説明だけでなく、それぞれが関係する項目にも使うことができます。
たとえば、以下のような価格表を紹介するときにも便利です。

ESSENTIAL
価格:49ドル/年
サイト数:1サイト
1サイトのみ運営する個人ユーザーにおすすめ
ADVANCED
価格:99ドル/年
サイト数:3サイト
複数サイトを運営する管理者におすすめ
EXPERT
価格:199ドル/年
サイト数:25サイト
多数のサイトを運営する専門家におすすめ

WordPressで「dl」を使う方法

ワードプレスで「dl(定義リスト)」を使うときには、自分でコードを入力する必要があります。
というのも、ワードプレスのエディターにはデフォルトで「dl」が入っていないからです。

「Gutenberg(ブロックエディタ)」「ビジュアルエディタ」「テキストエディタ」をまとめました。

Gutenberg(ブロックエディタ)

ビジュアルエディタ

テキストエディタ

このように、すべて「ul」「ol」の2つしか入っていません。
なので何度も「dl」を使うなら、クイックタグや再利用ブロックを活用するのが良いでしょう。

僕の場合だと、テキストエディタで「AddQuicktag」を使用しています。

「Gutenberg(ブロックエディタ)」なら、再利用ブロックを使えば入力の手間を省くことができます。

少しだけ工夫が必要ですが、ワードプレスでも定義リストを使うことができます。
とても便利なリストなので、ぜひ使いこなしたいですね。

【まとめ】dl(定義リスト)で表現の幅がさらに広がる

ここまで、「dl(定義リスト)」とはなにか?どうやって使うのか紹介していきました。

ulやolとは別の役割があるリストなので、より幅広い表現ができるようになります。
CSSで装飾すれば、読者にとっても見やすいデザインにすることが可能です。

dl(定義リスト)
ul・olとは別の役割がある
幅広い表現ができる
CSSで装飾すれば、読者にも見やすくなる

ちょっとした工夫で記事の読みやすさは変わるので、dlもあわせて使ってみませんか?
実際に使ってみると、さまざまな項目に使えるので便利に感じてもらえるはずです。

僕もこのブログで、いろんな記事に定義リストを使っています。
ほかの記事もチェックしてもらえば、どんなところで使っているのかすぐわかると思います。

「dl(定義リスト)」も活用して、あなたの記事をさらに魅力的にしていきましょう!