WordPressのデータベースを最適化できるプラグイン【WP-Optimize】

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

WordPressは、長期的に運用するほどデータが増えていきます。
データベースなどをクリーンアップしておかないと、容量の肥大化につながります。

そこで活用したいのが、データベースを最適化できる「WP-Optimize」というプラグインです。

不要なデータを削除することで、常に快適なワードプレスの運用をサポートしてくれます。
スケジュール設定による自動化にも対応しているので、必須といえるくらい重要です。

この記事でWP-Optimizeの使い方を解説しているので、さっそく導入してみませんか?

WP-Optimizeのインストール

まずはWordPressにプラグインをインストールしていきましょう。
「プラグイン」→「新規追加」→「WP-Optimize」で検索すると出てきます。

WP-Optimize

有効化すると、「WP-Optimize」という項目が表示されます。
この項目から、最適化するための各種メニューにアクセス可能です。

WP-Optimizeの使い方【基本編】

WP-Optimizeの基本的な使い方は、以下の2つがあります。

  1. ボタンクリックによる一括最適化
  2. スケジュール設定(自動化)

どちらも必ず覚えておきたい機能なので、今すぐチェックしておきましょう。

一括最適化ボタン

WP-Optimizeは、ボタンをクリックするだけで一括最適化できます。
データベースはもちろん、リビジョン・ゴミ箱・コメントなどもクリーンアップできます。

一括最適化するには、「WP-Optimize」→「データベース」を開いてボタンをクリックしましょう。

「選択した全ての最適化を実行する」をクリック

「選択した全ての最適化を実行する」をクリックすると、まとめて最適化が行われます。
基本的には、デフォルトで選択されている項目だけでOKです。

あとは終了まで1~2分ほど待機すれば、クリーンアップは完了します。

個別の最適化

各データを個別に最適化するには、メニューの右側にあるボタンをクリックすればOKです。

「最適化を実行する」をクリック

「最適化を実行する」をクリックすると、対象のメニューだけが実行されます。

最適化の設定(データ保持・スケジュール)

初期設定では、直近のデータも含めてすべて最適化されます。
2週間分のデータを保持する場合は、「設定」タブから変更しましょう。

また、予約クリーンアップ(スケジュール)の設定もできます。
自動化はかなり便利なので、できるだけ有効化しておきましょう。

それぞれ項目にチェックマークを入れて、設定を保存すれば有効化されます。

最適化の設定(データ保持・スケジュール)

ここまでが、WP-Optimizeの基本的な使い方です。

WP-Optimizeの使い方【応用編】

WP-Optimizeの応用として、さらに高度な機能も利用できます。
高度な機能を使うことで、サイト表示の高速化が期待できるでしょう。

ただ、初心者の方は無理に使わなくても良い機能です。
気になる機能があれば、内容をよく理解したうえで使うことをおすすめします。

画像の圧縮

「画像の圧縮」では、アップロードされた画像の圧縮について設定できます。
必要であれば、「WP-Optimize」→「画像」から設定しましょう。

画像の圧縮

ちなみに、「EWWW Image Optimizer」というプラグインなら、より高度な圧縮が可能です。
サイト表示の高速化を目指すなら、チェックしてみてはどうでしょうか?

ページキャッシュの設定

ページキャッシュの設定では、キャッシュの有効化について設定ができます。
データをキャッシュすることで、より素早くサイト表示が可能です。

ただし、キャッシュによってサイト表示の挙動が変わることもあります。
機能について、よく理解したうえで使うようにしましょう。

ページキャッシュの設定

HTML・CSS・JavaScriptの圧縮

「Minify」では、HTML・CSS・JavaScriptの圧縮を有効化できます。

Minifyとは、各ファイルのソースコードから不要なスペースや行などを削除する機能のことです。
その結果、ファイルサイズを縮小してサイト表示の高速化につながります。

ただし、HTML・CSS・JavaScriptの内容によっては表示が乱れたり、バグが発生することもあります。
なので、「Minify」もよく理解したうえで使うようにしましょう。

HTML・CSS・JavaScriptの圧縮

【まとめ】WP-Optimizeは長期的な運用には必須

ワードプレスは、長く使えば使うほどデータがどんどん蓄積していきます。
クリーンアップしなければ、容量が肥大化して動作にも悪影響を及ぼします。

WP-Optimizeの便利なところは、予約クリーンアップにも対応しているところです。
最初に設定しておけば、あとは放置しておいても最適化が実行されます。

しっかり運用される方ほど、データベースは肥大化しやすくなっています。
あなたの大切なサイトを長く育てていくためにも、今からWP-Optimizeを導入しておきませんか?