ソースコード・テキストの差分を比較できるフリーソフト【WinMerge】

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

ソースコードを編集していて、差分を比較したくなることってありませんか?
どこでどのくらい変更があったのかすぐにチェックできると、作業もはかどりますよね。

僕が差分チェックに使っているのは、「WinMerge(ウィンマージ)」というフリーソフトです。
非常に優秀なソフトで、テキストはもちろん、フォルダ・画像なども比較できます。

この記事では、「WinMerge」のインストールから使い方までわかりやすく紹介しています。
どのように比較できるのか、まずは一度見ておきませんか?

「WinMerge」のインストール

まずは、WinMergeのインストールから始めていきましょう。

WinMerge ダウンロード

【WinMerge】公式サイトはこちら

公式サイトでは、インストール版(exe)・ポータブル版(Zip)が用意されています。
どちらも内容は同じなので、あなたが使いやすいバージョンをインストールしましょう。

インストールが完了したら、WinMergeを起動します。

WinMerge 起動画面

めちゃくちゃ軽くて起動が速いんですよね。
これもWinMergeの良いところです。

起動できたら、実際にテキストの差分を比較していきましょう!

「WinMerge」の使い方

WinMergeでは、テキスト(ソースコード)だけでなく、ファルダ・画像も比較できます。

テキストアイコンの横にある矢印から、各種ファイルを選択できます。
フォルダアイコンをクリックすると、比較したいファイル・フォルダの選択画面が開きます。

WinMerge アイコン

対応するファイルの種類はいくつかありますが、やり方は大きく変わりません。
なので、ここでは使う機会が多い「テキスト」で進めていきます。

まずは、初期画面の左上にあるテキストアイコンをクリックします。
矢印ではなくアイコンをクリックすると、そのまま比較する画面が開きます。

アイコンをクリックすると比較する画面が開く

テキストをそのまま直打ち・コピペするか、テキストファイルをドラッグ&ドロップします。

テキストを入力

文字を入力後、更新アイコンをクリックすると差分を比較できます。
キーボードの「F5」でもOKです。

更新アイコンか「F5」を押す

それぞれに違いがある部分が、ハイライトで表示されます。

違いがある部分がハイライトで表示される

矢印アイコンをクリックすると、差異がある別の行に移動します。

矢印アイコンをクリック

差異がある別の行に移動

こんな感じで、大量のテキストであっても一瞬で差分を比較できます。

長文のソースコードだとしても、すぐに違いがわかります。
すべてを目視するよりも、圧倒的に効率的です。

実際に使ってみると、かなり直感的に操作できて便利ですよ。

全文で差異があるときのチェックポイント

WinMergeを使っていて、同じ文章なのに差異があると表示されることがあります。
そんなときは、設定から「改行文字の違いを無視する」にチェックを入れてみましょう。

「改行文字の違いを無視する」にチェックを入れる

改行文字は、テキストエディタ上ではほぼ同じように見えます。
しかし、ツールでは差異として認識されてしまいます。

なのでテキストだけを比較したいときは、改行文字の違いを無視したほうがわかりやすいです。

【まとめ】差分をひと目で比較できる便利ツール

ソースコードって、長文になるほどチェックが大変になりますよね。
似たような文字がたくさん並んでいて、どこに差があるのかわかりづらいと思います。

そんなときは、WinMergeを使えば一瞬で比較できます。
違いをハイライトでチェックできるので、一気に効率化が可能です。

僕もHTML・CSS・JavaScript・PHPを編集するとき、すごく重宝しているツールです。
過去のデータを見たいときも、ソースをコピペするだけで比較できます。

ソフトの動作もかなり軽いので、いつでも気軽に使えるのが良いですね。
まだWinMergeを使ったことがなければ、試しに導入してみてはどうでしょうか?