WordPressでユーザーを追加・削除する方法【権限の種類まとめ】

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

WordPressには、ユーザーを新規追加したり削除できる機能があります。
この機能を使えば、外部の人に記事を書いてもらったり、管理を任せたりすることができます。

記事の編集ができる「投稿者」、テーマ変更ができる「管理者」など、自由に権限設定も可能です。
いろいろな使い方ができるので、覚えておいて損はないでしょう。

この記事では、ユーザーの追加・削除の方法から権限の種類までまとめて解説しています。
これから誰かにお任せするときに備えて、今のうちに覚えておきましょう!

WordPressでユーザーを追加・削除する方法

ここでは、ユーザーを追加・削除する方法を順番にお伝えしていきます。
すごく簡単なので、慣れれば5分もかからずに設定できますよ。

ユーザーの追加

まずはユーザーを追加する方法から紹介します。

ワードプレスの管理画面から「ユーザー」→「新規追加」をクリックします。

「ユーザー」→「新規追加」をクリック

「新規ユーザーを追加」という画面が表示されるので、必要な項目を入力します。

新規ユーザーを追加

必須項目は以下の4つです。

  • ユーザー名
  • メール
  • パスワード
  • 権限グループ

すべて入力できたら、「新規ユーザーを追加」をクリックします。

ここでは、例として「投稿者」という権限を設定しました。
記事の作成や編集、投稿までできるユーザーということです。

権限の種類については、このあともっと詳しく解説します。

ユーザーを追加すると、ユーザー一覧で「新規ユーザーを作成しました。」と表示されます。
これでユーザーの追加が完了しました!

「新規ユーザーを作成しました。」と表示される

ユーザーの削除

次に、ユーザーを削除する方法を紹介します。
といっても、操作はすごく簡単です。

ユーザー一覧で、削除したいユーザーにマウスを移動して「削除」をクリックします。

ユーザーの削除

削除するかどうかの確認画面が表示されます。
ユーザーが作成した記事がある場合は、その記事をどのように処理するか選択します。

コンテンツの処理方法を選択する

すべてのコンテンツを消去します。
そのユーザーが作成したコンテンツをすべて消去する
すべてのコンテンツを以下のユーザーのものにする
指定したユーザーに権限を移行して、すべての記事を残す

よく分からない場合は「すべてのコンテンツを以下のユーザーのものにする」を選択しましょう。

ユーザーを削除しても問題なければ、「削除を実行」をクリックします。
削除が完了すると、ユーザー一覧で「ユーザーを削除しました。」と表示されます。

「ユーザーを削除しました。」と表示される

これでユーザーの削除はすべて完了しました!
念のため、移行した記事が残っているか確認しておくと良いでしょう。

ユーザーを追加・削除できる権限について

注意点としては、ユーザーの追加・削除は「管理者」という権限のユーザーしか行えません。
この権限についても、このあと詳しく説明しますね。

WordPressのユーザー「権限グループ」について

ワードプレスのユーザーには、5つの権限グループが用意されています。

ワードプレスの権限グループ

それぞれにできることが異なるので、一覧でまとめました!
上から順番に、権限の自由度が高くなっています。

管理者(操作の制限なし)
すべての記事・ページの「作成・編集・公開・削除」
コメントの承認
カテゴリー・タグ・リンクの管理
新規ユーザーの招待、ユーザーの削除、ユーザー権限グループの変更
サイトの設定変更
編集者
すべての投稿・ページの「作成・編集・公開・削除」
コメントの承認
カテゴリー・タグ・リンクの管理
投稿者
自分自身の投稿の「作成・編集・公開・削除」
ファイル・画像のアップロード
寄稿者
自分自身の投稿の「作成・編集・削除」
公開するとレビュー待ちとなって、編集者以上の権限で承認できる
購読者
閲覧のみ

最高の権限は「管理者」です。
サイトのすべてをコントロールできるので、基本的には自分だけが使用します。

次に自由度が高い権限は「編集者」です。
各コンテンツを管理するユーザーに適しています。

「投稿者」には、記事を投稿するための権限が揃っています。
自分で記事投稿まで行えるユーザーに適しています。

「寄稿者」は、記事の作成・編集までできますが公開はできません。
編集者以上のユーザーに、最終的なチェックをしてもらう場合に適しています。

【まとめ】ユーザーを簡単に追加・削除できる!

ワードプレスでは、ユーザーを簡単に追加・削除することができます。

権限グループを自由に設定できるので、ユーザーごとに細かな役割分担ができます。
たとえば、外部の人に記事をお願いするときは「寄稿者」「投稿者」といった権限が便利です。

サイトの規模が大きくなってきたら、一度試してみてはどうでしょうか?
誰かに任せたいと思ったときに、スムーズにユーザーを追加できます。

より自由度の高いサイト運用ができるので、覚えておくときっと役に立ちますよ。