こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
パソコンのパーツは、すべてPCケースに収まっています。
すぐに思いつく役割といえば、やっぱりパーツの保護ですよね。
実のところ、保護だけでなく冷却・静音にも関わっています。
この記事では、PCケースの3つの役割である「保護・冷却・静音」について詳しく説明しています。
普段何気なく使っているケースのことを、あなたももっと知ってみませんか?
PCケースの3つの役割について
まずは、PCケースの3つの役割をまとめます。
- パーツの保護
- 冷却性能
- 静音性能
この中でも、冷却・静音はちょっとイメージしにくいかもしれません。
それぞれ順番に説明していきますね。
【1】パーツの保護
パーツの保護は、ケースの見た目どおりに外部の衝撃などから守る役割があります。
PCパーツはすべて精密機器なので、衝撃には非常に弱いです。
故障の原因にもなるので、しっかりとケースで保護されています。
また、ホコリなどの汚れを防ぐ役割もあります。
吸気口にフィルターが張られていることも多く、内部にホコリが入りにくい構造になっています。
【2】冷却性能
PCケースは、パーツの冷却性能にも大きく関わっています。
パソコンのパーツは、基本的に「空冷」と呼ばれる空気の流れによって冷却されています。
PCケースの役割は、空気の流れを制御して効率よく冷却することです。
この空気の流れのことを「エアフロー」と呼ばれます。
パソコンの冷却性能に興味がある方は、一度は聞いたことがあるかもしれません。
冷却に優れたPCケースは、しっかりとエアフローも考慮された構造になっています。
もしエアフローが悪ければ、それだけ冷却性能は落ちるということです。
【3】静音性能
PCケースは、パソコンの静音性能にも関わっています。
静音といえば、すぐに思いつくのが冷却用のファン音だと思います。
もちろん、静音のためにファン音は特に気を配りたいところです。
それと同時に、PCケースでどれだけ音を吸収できるのかという点も影響します。
パソコンのパーツは、すべてPCケースに収まっています。
なので、ケース自体が音漏れする構造になっていないかがポイントです。
静音性能が高いケースは、それだけ密閉性が高くなっています。
外部に音が出ないような構造になっているので、静音性能も高くなります。
しかし、静音性能が高くて密閉性が高いケースは、エアフローに注意が必要です。
空気が入りにくい構造になっているので、冷却も考えたうえで構成したほうが良いでしょう。
【まとめ】あなたの求める性能に合わせてケースを選ぼう!
ここまで、PCケースの3つの役割を説明してきました。
- パーツの保護
- 冷却性能
- 静音性能
パーツの保護に関しては、どのケースもしっかり役割を果たしてくれます。
しかし、冷却・静音性能は、それぞれ反比例する要素です。
冷却を高めようとすれば音が漏れやすく、静音にこだわれば空気が入りにくくなります。
正解は決して1つではありません。
冷却・静音性能、そしてケースには複数のサイズも用意されています。
パソコンのケースって、いろんな種類がありますよね。 その中でも、代表的なサイズは3つです。 ここでは、代表的なPCケースのサイズ3選【フルタワー・ミドルタワー・ミニタワー】を紹介してます。 また、それぞれのメリット・デメ …
さらにいえば、ケースのデザインも重要な要素です。
お気に入りのデザインだと、自分にとっての「相棒」という感じがさらに増しますよ。
結局のところ、あなたが求める性能に合わせてケースを選ぶのがベストだと思います。
ここで紹介したポイントを意識しながら、あなたにとって最高のケースを探してみてはどうでしょうか?