こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
あなたは「弱者の戦略」とはどんなものか知っていますか?
別名ランチェスター戦略とも呼ばれ、マーケティングにおいて使われることが多いです。
ブログ・ウェブサイトにも当てはまるので、集客・販売強化のためには必須といえます。
この記事では、弱者の戦略・強者の戦略を比べながら、ウェブサイトを事例として紹介します。
マーケティングを学ばれていない方にも、きっと役に立つ内容です。
では、さっそくチェックしていきましょう!
記事の内容を動画でまとめました!
記事について、動画ですべてお話ししています。
補足も交えて解説しているので、気になる方はこちらもどうぞ。
弱者の戦略・強者の戦略の違いとは?
弱者の戦略・強者の戦略とは、それぞれの立場で有利、もしくは対等以上に戦うための戦略です。
もともとは戦争で使われていましたが、現代ではビジネスに置き換えて活用されています。
別名ランチェスター戦略とも呼ばれていて、関連する書籍も出版されています。
以下の本は、初心者向けの入門書です。
事例も見てみたい方は、以下の本が参考になると思います。
簡単に説明すると、弱者・強者の立場による違いは以下のようなイメージです。
- 「弱者」に見られる特徴
- 世の中の大多数が「弱者」に分類される
- 資本力が少ない
- 接近戦が得意
- 状況に応じて柔軟に対処できる
- スケールメリットを活かしづらい(工夫が必要)
- 「強者」に見られる特徴
- 世の中のごく少数が「強者」に分類される
- 資本力がある
- 遠距離射撃が得意
- 接近戦だとパフォーマンスを発揮しづらい
- スケールメリットを活かせる
ちなみに、弱者だからダメ、強者だから良いという意味ではありません。
「それぞれをタイプ別に大きく分類して、より良い戦略を考えましょう」ということです。
強者の戦略は、一見すると華やかで見栄えが良いし夢があります。
しかし、勝てるかどうかは別です。
弱者の戦略は、少しだけ見栄えが悪かったとしても、勝てる範囲に絞り込んで泥臭く戦います。
地に足つけた戦略なので、組織力・資本力が劣っていても勝率を上げることができます。
なぜ個人・零細企業に弱者の戦略が必要なのか?
先ほど、世の中の大多数は「弱者」に分類されるとお話ししました。
つまり、理想だけで強者の戦略を選ぶのは負ける選択肢だということです。
ビジネスにおいて、圧倒的な強者はごく一部ですよね。
もし強者を目指すとしても、まずは弱者としてスタートします。
なので、個人・零細企業としてビジネスするのであれば、弱者の戦略は必須といえるくらい重要です。
戦略がなければ、弱者は強者に蹂躙されて終わってしまいます。
しかし戦略さえしっかり策定すれば、勝率は上げることができるのです。
じゃあどうやって戦略を立てるのか?
ということで、ウェブサイトを事例としてランチェスター戦略を紹介します。
ウェブサイトにおける弱者の戦略とは?
戦略を立てるには、まずは戦場を選ぶところから始めます。
戦場の選び方で勝敗が決まるといっても過言ではありません。
戦略BASiCSというフレームワークでも、バトルフィールドは優先度が高いです。
では、どうやって戦場を選ぶのか?
ランチェスター戦略で考えてみましょう。
接近戦が得意で、スケールメリットを活かしづらいのが弱者の特徴です。
つまり、戦場を選ぶ段階では、とにかく絞り込むことが重要になります。
戦場を広げすぎるのは、遠距離戦を選ぶことと同じです。
なので、ウェブサイトにおいては「どこまでジャンルを絞り込むのか?」を考えます。
たとえば、雑貨のECサイトを運営したいとします。
「雑貨」だと広すぎるので、「アクセサリー」に絞り込みます。
「アクセサリー」でも広いので、「ブレスレット」に絞り込みます。
「ブレスレット」でも広いので、「手作りブレスレット」に絞り込めます。
「手作りブレスレット」でも広いので、「パワーストーン専門の手作りブレスレット」に絞り込めます。
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雑貨
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アクセサリー
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ブレスレット
-
手作りブレスレット
-
パワーストーン専門の手作りブレスレット
これでだいぶジャンルを絞り込めました。
リサーチをして、戦場として適切かどうかチェックしておきましょう。
ジャンルが決まったら、接近戦を意識しながら全体の戦略をととのえて一貫性を保ちます。
【まとめ】まずはどの戦場で戦うのか決めよう
弱者の戦略で戦うと決めたら、まずはバトルフィールドの選定です。
そこから、全体の戦略で一貫性を保てるように調整していきます。
フレームワークを組み合わせるときも、一貫性が非常に重要です。
どこかで破綻していたら、戦略を見直す必要があるでしょう。
とはいえ、一回で完ぺきな戦略はできないことの方が多いです。
なので、やはり修正改善が大事ですね。
弱者の戦略は、個人・零細企業がビジネスで成果を出すために押さえておきたいフレームワークです。
絞って絞って、ナンバーワンのフィールドを構築しましょう!