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こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
静音PCを自作するなら、ファンレス電源は気になるパーツですよね。
無音で動作するのは嬉しいですが、デメリットはあるのでしょうか?
ここではファンレス・セミファンレス電源ユニットのメリット・デメリットを紹介します。
電源ユニットを少しでも静音化するために、それぞれ比較してみてはどうでしょうか?
ファンレス電源ユニットのメリット・デメリット
ファンレス電源ユニットとは、その名の通りファンが一切ありません。
ファンなしで冷却が行われるため、とても静かに動作します。
静音化したい場合には、間違いなく活躍してくれるパーツだといえます。
ただ、ファンがないことによるデメリットも気になるところですよね。
メリット・デメリットをチェックしていきましょう!
ファンレスのメリット
- ファン音がまったくしない
ファンレス電源ユニットのメリットは、さっきもお伝えしたとおりファン音がしないことです。
ファン自体がないので、音がしないのは当然ですよね。
基本的には、PCケース内のエアフローによって自然冷却されます。
なので、ケース内のエアフローが滞っていると熱がこもりやすいです。
ただ、最近のケースはエアフローも考慮されていることが多いです。
そのままケースにセットして使用すれば、特に問題なく動作するでしょう。
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ファンレスのデメリット
- 価格が高い
- 出回っている商品数が少ない
ファンレス電源ユニットのデメリットは、価格・商品数に表れています。
簡単にお伝えすると、値段が高くて出回っている商品数が少ないです。
いわゆるニッチな商品として、少数の人たちが好んで使うようなイメージですね。
ファン付きの電源ユニットと比べると制限も多いので、その分だけ価格が高くなります。
商品数も少なく、場合によっては海外から取り寄せる必要があります。
ちなみに、意外に思うかもしれませんが、ファンレス電源の動作はとても安定しています。
製品によっては10年保証が付いていることもあり、かなり自信のある設計なのでしょう。
おすすめのファンレス電源ユニット
デメリットでお伝えしたとおり、ファンレス電源ユニットは商品数が少ないです。
日本で購入できる商品となると、選択肢はほとんどなくなります。
現在も購入できるのは、SilverStone製の電源ユニットです。(2020年8月現在)
600Wに対応しており、80PLUSはTITANIUMとなっています。
セミファンレス電源ユニットのメリット・デメリット
セミファンレス電源とは、必要なときだけファンが回転する電源ユニットのことです。
温度が低いときはファンが回らないので、それなりに静音化できる電源といえます。
ただ、ファンレスと比べると音量の違いは歴然としています。
セミファンレスのメリット
- 温度が低いときはファン音がしない
- ファンレスと比べると安価
- 出回っている商品数が多い
セミファンレス電源のメリットは、状況によってファンの動作を切り替えてくれるところです。
必要なときはしっかり冷却して、不要であればファン音を抑えることができます。
また、ファンレスと比べると価格が安く、出回っている商品数も多いです。
セミファンレス電源は、あくまでも動作を制御するだけです。
ファンがある電源と構造は同じなので、多くの人が扱いやすい製品となっています。
セミファンレスのデメリット
- 温度が高いときはファン音が鳴る
デメリットとしては、ファンが動作しているときは通常の電源ユニットと変わらないところです。
「セミファンレスがうるさい」という声が聞こえてくるのも、この理由があるからです。
電源ユニットに熱がこもりがちだったり、高負荷がかかる状態であればファンは回ります。
セミファンレス電源の静音化は、低負荷・低温時に限定されることを覚えておきましょう。
その点さえ押さえておけば、セミファンレスも有効に活用できるはずです。
おすすめのセミファンレス電源ユニット
セミファンレス電源ユニットは、選択肢もそれなりに多くなります。
その中でも、Cooler Masterの電源は評判が良いです。
650W・750W・850Wと容量の幅が広く、フルモジュラータイプ、そして10年保証となっています。
ゲーミングPCにも安心して使える電源といえるでしょう。
【まとめ】セミファンレス電源のほうが入手しやすい
価格・入手のしやすさから、セミファンレス電源のほうがオススメです。
長時間の使用といった観点からも、ファンレス電源より動作は安定しやすいです。
セミファンレスなら、高負荷・低負荷の時にあわせて柔軟に対応できます。
低負荷のときファンが動作しないので、静音化にも役立ってくれるでしょう。
価格が高くても構わなければ、ファンレス電源も選択肢に入ってきます。
かなり高額にはなりますが、それに見合った性能・静音化が期待できます。
それぞれ一長一短のところがあるので、あなたの用途にあわせて選んでみてはどうでしょうか?