Elementorの「Kit Library」とは?メリット・使い方をわかりやすく解説!

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

Elementorには、ウェブサイトをデザインできるたくさんの機能があります。
その中の1つ、「Kit Library」をあなたは知っていますか?

Kit Libraryを使うことで、よりスピーディに、高品質なサイトデザインを実現できます。

この記事では、「Kit Library」とはなにか?メリットや使い方について解説しています。

クオリティの高いデザインを素早く構築するために、どんな機能を使えるのか知っておくことは重要です。
そして、あなたの目的にあわせて思いっきり使いこなしていきましょう!

Elementorの「Kit Library」とは?

Elementorの「Kit Library」とは、サイト全体のデザインをテンプレートとして挿入できる機能です。

一覧の中からキットを選んで挿入するだけで、簡単にウェブサイトのデザインが完成します。

Kit Library

キットライブラリの詳細を見る

無料版でも使える機能なので、サクッと簡単にお試しできます。
Pro専用のキットも用意されているので、プロのデザイナーも満足できるクオリティです。

すでにあるデザインをそのまま使えるので、高品質かつ効率的にサイトを構築できるのが特徴です。

また、Elementorはページビルダーなので、キットの内容を自由に編集できます。
なので、キットをもとにした独自デザインもすぐに実装可能です。

コーディングなしで使えるので、初心者の方でも直感的に使うことができます。
時間をかけずにサイト構築できるのは、プロのWebデザイナーにとっても嬉しいポイントです。

テンプレートとKit Libraryの違い

通常のテンプレートとKit Libraryは、それぞれに違いがあります。
簡単にまとめると、以下のような特徴をもっています。

通常のテンプレート
各ページごとに挿入できる
固定ページ・LP・商品ページなど、種類によって分類されている
Kit Library
サイト全体のページをまとめて挿入できる
キット内に、各ページのテンプレートが入っている
大まかなカテゴリーで分類されている

つまりKit Libraryとは、各テンプレートをまとめたパッケージのようなものです。
1つのサイトとしてデザインされているので、個別のテンプレートよりも統一感のあるデザインにできます。

すでにサイトのデザインを構築済みなら、テンプレートで個別に挿入するのが良いでしょう。
サイトを一気にデザインしたいときこそ、Kit Libraryの本領を発揮できます。

Kit Libraryのメリット3選

Kit Libraryのメリットを、3つ厳選するとこんな感じです。

  1. サイト全体をまとめてデザインできる
  2. 各ページを自由に編集できる
  3. インポート・エクスポートできる

テンプレートがベースとなっているので、テンプレートでできることはキットでも可能です。
サイトデザインを統一できること、一元管理できることが特徴といえます。

1ページずつテンプレートを挿入したり、デザインを調整するのってかなり大変です。
さらに、ポップアップまで実装するのは時間がかかりますよね。

Kit Libraryであれば、ボタンをクリックするだけで全てインポートできます。

また、Elementorはページビルダーなので、デザイン修正の際にコーディングは不要です。
キットのインポート・エクスポートにも対応しているので、別サイトでデザインの流用もできます。

Kit Libraryの使い方

Kit Libraryのメリットは、すでに十分わかってもらえたと思います。
ここからは、どうやってキットを使えばいいのか見ていきましょう!

Kit Libraryを使うには、管理画面から「テンプレート」→「Kit Library」を開きます。

「テンプレート」→「Kit Library」

用意されているキット一覧が表示されるので、気になるキットを開いてみましょう。
左側のメニューで、カテゴリーの絞り込みもできます。

キット一覧

キットを開くと、全画面でプレビューが表示されます。
リンクをクリックすると、各ページのデザインもチェックできます。

全画面でプレビューが表示

右上の「Overview」をクリックすると、キット内のテンプレートをチェックできます。

右上の「Overview」をクリック

どんな構成になっているか、まとめて確認できますね!
キットを適用するには、右上の「Apply Kit」をクリックします。

右上の「Apply Kit」をクリック

インポートするテンプレート・コンテンツ・サイト設定などを選択します。
基本的には、すべてチェックを入れておけばOKです。

右下の「次」をクリックして進めましょう。

すべてチェックを入れて「次」をクリック

インポート完了まで1〜2分ほど時間がかかるので、完了までそのまま待ちます。

完了までそのまま待つ

次の画面が表示されたら、インポート完了です。
右下の「Back to dashboard」をクリックして、管理画面に戻りましょう。

ダッシュボードに戻る

サイトを表示すると、デザインが適用されていることを確認できます。

デザインが適用されている

あとは、細部の設定やデザインを調整するだけです。
すでに基本的なデザインは完成しているので、残りの部分に手を加えるだけでサイトを構築できます。

ここまでの作業は、ボタンをクリックするだけなので5分もかからずに完了します。
簡単すぎてビックリすると思うので、あなたも試してみませんか?

キットのインポート・エクスポート

キットをインポート・エクスポートするには、管理画面から「Elementor」→「ツール」を開きます。

「Elementor」→「ツール」

「インポート / エクスポート」タブで、キットのエクスポート・インポートが可能です。

「インポート / エクスポート」タブ

サイト全体をエクスポートして、別サイトにインポートするときに便利な機能です。
デザインを手軽に流用できるので、必要なときは使ってみましょう!

Pro専用のキットについて

Kit Libraryには、Pro専用のキットがたくさん用意されています。

Pro専用のキット

テンプレートと同様に、Pro専用のキットは高品質なデザインが豊富です。
デザインの幅もグッと広がるので、スピード・クオリティを重視するならPro版は有用です。

僕もずっとElementor Proを使っていまして、今はもう無料版には戻れません。
どんなことができるか具体的にイメージしづらい場合は、こちらも参考になると思います。

Elementor Proを試してみたいときは、やり方も詳しく解説しています。

【まとめ】Kit Libraryでサイト全体をデザインできる

ここまで、Kit Libraryのメリットや使い方をまとめて紹介してきました。

Kit Libraryは、基本的にはテンプレートと同じような役割をもっています。
Kit Libraryとテンプレートの違いは、サイト全体をまとめているかどうかです。

通常のテンプレート
各ページごとに挿入できる
固定ページ・LP・商品ページなど、種類によって分類されている
Kit Library
サイト全体のページをまとめて挿入できる
キット内に、各ページのテンプレートが入っている
大まかなカテゴリーで分類されている

ページ単位で作成するときはテンプレート、サイト丸ごと作成するときはキットを使用すると良いでしょう。

Kit Libraryの良い点は、ページだけでなくヘッダー・フッター・ポップアップまで用意されていることです。
統一感のあるデザインなので、手間をかけることなく一気にサイトデザインできてしまいます。

Pro専用の機能である、テーマビルダー・ポップアップビルダーとの相性もバツグンです。
うまく組み合わせることで、ハイクオリティなウェブサイトを一瞬で構築できるでしょう!

プロのWebデザイナーが重宝する機能も満載なので、興味があればチェックしてみてはどうでしょうか?

Kit Library

キットライブラリの詳細を見る

無料版の機能だけでは物足りなくなったら、Pro版を使ってみるのも良いと思います。
実際に僕も、Proの機能をすごく気に入ってます。

購入から認証のやり方は、以下の記事ですべての手順をチェックできます。