WordPressのデータベースが肥大化するとどうなるか?デメリットまとめ

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

WordPressには、MySQLというデータベースが使われています。
大量のデータを効率的に扱えますが、放置しすぎると肥大化する可能性もあります。

では、データベースが肥大化するとどうなるのでしょうか?
さまざまなデメリットがあるので、この記事でわかりやすく解説します。

そして、データベースの最適化にも目を向けてみませんか?

【WordPress】データベースが肥大化したときのデメリットまとめ

WordPressのデータベースが肥大化したときのデメリットは、大きくわけると3つあります。

  1. サイト全体の動作が遅くなる
  2. エラーの原因になる
  3. データベース容量の上限に達する

これらの影響があるため、できるだけ肥大化を避けるようにするのが運用のポイントです。

では、1つずつもっと詳しく見ていきましょう。

【1】サイト全体の動作が遅くなる

データベースが肥大化することで、データのアクセス速度が大幅に落ちます。
データのアクセス速度が落ちることで、サイト全体の動作も遅くなってしまいます。

あなたが管理画面にアクセスする速度はもちろん、訪問者へのサイト表示にも悪影響を及ぼします。

ワードプレスにとって、データベースの情報は血液のようなものです。
あらゆるページにデータベースの情報が使われるので、それだけ影響を受ける範囲は大きくなります。

血液の流れが悪くなれば、身体の動きも鈍くなってきますよね。
ワードプレスも、実は人間と同じなのです。

【2】エラーの原因になる

2つめのデメリットは、WordPressのシステムが処理しきれなくなることです。
動作が遅くなるだけでなく、最悪の場合はエラーが出てしまいます。

たまに、「データベース接続確立エラー」という表示を見たことはありませんか?

データベース接続確立エラー

実はこれ、ワードプレスのデータベースに接続できないために起きたエラーです。

データベース接続確立エラーが発生した場合、ユーザーにはどうすることもできません。
直るまで、ただ待つしかないということです。

アクセスしてくれたユーザーは、また戻ってきてくれるとは限りません。
せっかくのご縁がなくなってしまうかもしれないのです。

エラーが起こる確率を下げるために、肥大化はできるだけ避けた方が良いでしょう。

【3】データベース容量の上限に達する

レンタルサーバーには、データベースの容量に上限があります。
もし上限に達すると、それ以上のデータを書き込むことができません。

つまり、以下のような症状が発生するということです。

  • 記事が書けなくなる
  • 設定の変更・保存ができなくなる
  • ログなどの情報が保存されなくなる

データベースに関する、あらゆる操作が不可能となります。

WordPressは、PHPとデータベースによって動作しているシステムです。
つまりデータベース容量の上限に達すると、システムが機能しなくなります。

不要なデータを最適化して容量を削減すれば、復旧は可能です。
ただ、復旧するまでのデータは保存されません。

上限に達してから対応しても、すでに遅すぎるのです。
なので、普段から定期的にデータベースをクリーンアップをしておくのが大切です。

【まとめ】データベースが肥大化しすぎないように工夫しよう

ここまで、データベースが肥大化したときのデメリットをまとめました。

  1. サイト全体の動作が遅くなる
  2. エラーの原因になる
  3. データベース容量の上限に達する

ワードプレスは、データベース(MySQL)があるからこそ動作するシステムです。
データベースが肥大化することで、さまざまな問題が発生する可能性があります。

だからこそ、快適に使える段階でメンテナンスしておくのが重要です。
定期的なクリーンアップを設定しておけば、肥大化をグッと抑えることができます。

たとえば「WP-Optimize」というプラグインは、データベース最適化などを自動化できます。
ツールを活用すれば、メンテナンスを忘れる心配もありません。

長期的にサイトを運用していくために、データベースにも目を向けてみませんか?