こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
電源ユニットは、PCケースの上部・下部どちらかにセットできます。
ここでは、電源ユニットを上部・下部に取り付けるメリット・デメリットを紹介しています。
ちょっとした違いですが、実のところ冷却性能にも関わってくるポイントです。
なので、ここでしっかりと電源ユニットの位置について知っておきませんか?
PCケース内の電源ユニットを設置するスペースについて
PCケースの種類によって、電源ユニットを取り付ける設置は決まっています。
電源ユニットの位置を変えるためには、ケースごと変更しなければいけません。
エアフローを考慮されているケースでは、下部に設置することが多いです。
逆に、すこし古めのケース・省スペースのケースでは、上部に取り付けることもあります。
それでは、上部・下部どちらにセットしたほうがいいのでしょうか?
【一覧表】上部・下部に設置するメリット・デメリット
それぞれのメリット・デメリットを、一覧表でわかりやすくまとめました!
取り付ける位置 | 上部 | 下部 |
---|---|---|
ケース内の空気循環 | 〇 | × |
冷却する空気 | 温度が高い (PC内の空気を取り込む) |
温度が低い (外部から取り込む) |
上部に設置する場合は、ケース内の空気を取り込んで電源を冷却します。
ケース内エアフローとして利用できますが、取り込む空気の温度は高くなります。
下部に設置した場合は、ケース外の空気を取り込みます。
ケース内のエアフローに影響を与えず、取り込む空気の温度も低いです。
なので、電源の冷却性能を考えるなら、下部に取り付けたほうが効率は良くなります。
【まとめ】電源ユニットの位置でエアフローが異なる
電源ユニットは、上部・下部のどちらに設置しても問題なく動作します。
ケースごとに設置する位置は決まっているので、そのままセットすればOKです。
PCケース全体でエアフローが考慮されている場合は、下部に電源をセットすることが多いです。
電源ユニットに頼らなくても、ケースファンで空気の流れができています。
すこし古めのケース・省スペースのケースだと、上部にセットすることもあります。
その場合は、電源ユニットのファンもケース内エアフローとして計算できます。
ケース下部に電源を設置するのが主流
現在の主流だと、PCケース下部に電源ユニットを設置することが多いです。
というのも、エアフローがしっかり考慮されたPCケースが増えてきたからでしょう。
PC全体の冷却を考えると、下部に設置して外部から空気を取り込むほうが効率は良いです。
上部・下部どちらにもメリット・デメリットがあるので、ケースごとに良し悪しは変わります。
ケース内エアフローが良くない場合は、電源ユニットで空気を循環させるのも1つの方法です。
PCケースを選ぶときには、電源ユニットの設置スペースもチェックしてみてはどうでしょうか?