こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
CPUにクーラーをセットするには、グリスを塗る必要があります。
グリスの量は、多すぎても少なすぎても冷却に悪影響となる可能性があります。
では、どのくらいの量を、どうやって塗ればいいでしょうか?
この記事では、CPUにグリスを塗る方法をわかりやすく紹介しています。
手間のかからないやり方なので、初心者でもカンタンに実践できます。
適切な量のグリスで、CPUをしっかり冷却しましょう!
【CPU】グリスの量・塗り方
それでは、さっそくグリスの量と塗り方を解説していきます。
グリスの量について
グリスの量は、一般的なCPUのサイズ(正方形)なら米粒より少し大きめくらいが適量です。
該当するCPUは、Core iシリーズ(i3 i5 i7など)・Ryzenシリーズ(3 5 7など)です。
あまり大きくないCPUであれば、少量のグリスで十分です。
塗りすぎると、逆に冷却効率が悪くなる可能性があります。
CPUの種類によっては、ヒートスプレッダのサイズが大きいこともあります。
たとえば、Xeon・ThreadripperなどのハイエンドCPUです。
これらのCPUは、米粒より少し大きめだとグリスの量が足りません。
サイズに合わせて、ちょっとだけ多めにグリスを塗るようにしましょう。
通常のCPUとは明らかにサイズ感が違うので、すぐにわかってもらえると思います。
グリスの塗り方について
グリスの塗り方は、人によって判断がわかれるところです。
よく使われるのは、以下の2つの方法です。
- グリスをCPUの中心に塗る
- グリスをCPU全体に塗る
CPUクーラー側には、グリスは塗らなくてOKです。
CPUのヒートスプレッダ(プレート)に塗るようにしましょう。
CPUの中心に塗る方法は、いわゆる「うんこ盛り」と呼ばれています(笑)
グリスを塗ってから、CPUクーラーで押しつぶして伸ばす方法です。
CPU全体に塗る方法は、ヘラなどを使ってまんべんなく伸ばします。
CPUクーラーを乗せるまえに、先に自分で全体に塗ってしまいます。
グリスはCPUの中心に塗るのがオススメ!
一見すると、全体に伸ばしたほうが良さそうに感じるかもしれません。
ただ、僕としては「うんこ盛り」でまったく問題ないと考えています。
僕が自作するときは、CPUの中心にグリスを塗って、そのままクーラーを乗せています。
上から押しつぶすので気泡も入りにくく、冷却にも影響はほとんどありません。
手間もかからないので、こだわりがなければ「うんこ盛り」で良いでしょう。
量さえ合っていれば、初心者でも簡単にグリスを塗ることができます。
【まとめ】グリスの量と塗り方で冷却効率も変わる
グリスの量は、多すぎても少なすぎても良くありません。
また、塗る時にムラができたり、気泡が入るのも冷却が悪くなる原因となります。
一般的なCPUのサイズ(正方形)であれば、グリスは米粒より少し大きめの量で十分です。
塗りすぎるとCPUからはみ出す可能性もあるので、ほどほどの量にしておきましょう。
グリスの塗り方は、僕としてはCPUの中心に塗る方法がオススメです。
クーラーで押しつぶすので、ムラが少なく、気泡が入ることもありません。
ヘラで伸ばす手間もかからないので、初心者も安心して実践できるやり方です。
CPUの冷却効率が良くなれば、それだけCPUクーラーのファンを静音化できます。
熱暴走も防げるので、自作するときはグリスの塗り方も大事なポイントです。
ここでお伝えした量・塗り方を意識しながら、グリスを塗ってみてはどうでしょうか?