【書評・レビュー】破壊 – 新旧激突時代を生き抜く生存戦略

どもども!未来イノベーターのヨッチです。( miraiyotch

今回は、葉村真樹氏の「破壊 – 新旧激突時代を生き抜く生存戦略」を読みました。

読みやすさレベル 2.0
読書慣れしている人向き
読書メモ 歴史の流れを読み解いて、生存戦略を考えることができる

これまで、そしてこれからの時代における生存戦略が大きなテーマですね。
かなり刺激のある内容だったので、僕の考え方をまとめようと思います。

進化の歴史をたどる3つの技術進化とは?

「破壊」では、歴史をたどりながら技術進化を3つの要素でまとめています。

インフォメーション
情報・思考など
モビリティ
物理的な移動・配送
エネルギー
石炭・電気など

日本や海外の事例を出しながら、どのように技術進化してきたのかまとめられています。

これらの3つの要素が連動して技術が発展してきたことは、あなたにも想像できると思います。

たとえば、石炭が使われるようになってから蒸気機関ができましたよね。
そうすると、蒸気機関車などのモビリティが発達しました。

また、活版印刷によってインフォメーションも急激に広がっていきます。

3つの要素をポイントとしておさえておくと、技術の流れを紐解きやすいと感じました。

歴史のコンテクストから流れをみる

「破壊」を読むうえで、人類の歴史を知っていると理解度が高まります。
というのも、時代ごとの事例がたくさん紹介されているからです。

逆にいえば、歴史を知らないままでは読みにくく感じる点もあると思います。
歴史の流れを知っておくことで、「破壊」で語られている3つの要素も頭に入りやすいでしょう。

ここでいう歴史とは、学校で習ったものとはちょっと違います。
ぶっちゃけ年号とか人名とか、そのあたりは大ざっぱでも問題ないです。

大事なのは、歴史の文脈(コンテクスト)を流れとして知っておくこと。
1本の大河のようなイメージで、今この瞬間までずっと受け継がれている感覚が大事です。

「サピエンス全史」でさらに理解が深まる

「破壊」では、参考文献として「サピエンス全史」が紹介されています。
この本を読んでおくと、歴史という大河を感覚としてつかみやすいでしょう。

僕もサピエンス全史をすでに読了していて、さまざまな角度から人や歴史を知ることができました。

学校の勉強では、教科書のなかにある歴史の切り抜きというイメージが強いです。
さらにいえば、年号なんて時代ごとの見解でコロコロ変わったりします。

しかし人類と歴史のコンテクストを知ることで、現代までの明確なイメージができあがります。
その感覚をつかめば、「破壊」だけでなくほかの歴史に関する書籍を読むときの理解力も高まるでしょう。

ディスラプションにおける勝者と敗者を分けるもの

「破壊」では、技術進化の3つの要素から、さらに今後の生存戦略への理解を深めていくことができます。

ディスラプションとは、「破壊的イノベーション」という意味合いを持っています。
葉村氏は、ディスラプションにおける勝者と敗者を分けるものを3つにまとめています。

  1. 人間中心に考える
  2. 存在価値を見定める
  3. 時空を制する

とても抽象度が高いポイントなので、本を読み慣れていない方には難しく感じるかもしれません。
しかしこの3つこそが、葉村氏が提唱する生存戦略なのだと感じました。

書籍のなかでも、全体の半分以上をこの3つのテーマを軸として展開しています。
現在のグローバル企業や日本企業を事例として紹介しているので、とてもわかりやすい内容です。

すごく簡単にまとめると、

  • 企業の一方通行ではなく、「人」を軸として考えること
  • 自分が何者なのか、しっかりと自問して理解すること
  • 時間・空間を、自分自身でコントロールすること

という感じで僕は認識しました。

事例も交えてしっかりと把握したい方は、「破壊」を読んでみることをおすすめします。

「なぜ?」を考えることの大切さ

僕にとってすごく印象的だったのは、「なぜ?」を考え抜く大切さを示している点です。

サイモン・シネック氏のゴールデンサークルというものを、「破壊」で紹介されています。
これは、「Why」→「How」→「What」という思考法です。

いってしまえば当たり前のことですが、思考停止していると「Why」が抜けていることも少なくありません。

常日頃から「なぜ?」を考えて、それを自分の行動や成果につなげていくことの大切さ。
それがなければ、いくら生存戦略を練ったとしても机上の空論になる可能性があります。

僕自身への教訓という意味もこめて、「なぜ?」を考える大切さをまとめました。

【まとめ】価値創造者と価値消費者、どちらを選ぶ?

あなたは、ディスラプターとディスラプトされる側のどちらを目指すでしょうか?
つまり、価値創造者となるか、価値消費者となるかという選択肢です。

葉村氏は、最後のこの問いかけを読者に投げかけています。
この記事では、僕個人の答えをお伝えします。

僕が目指すのは、もちろん「価値創造者」です。
ブログのサブタイトルが、【未来へ向けて、「個人の価値」を最大化する!】ですからね(笑)

そして、志をともにする仲間も見つけたいと思っています。

あなたはどのようにお考えですか?
もし「価値創造者」への道を選ぶなら、ぜひ僕と一緒に歩んでいきましょう。

僕はこのブログをとおして、さまざまなアウトプットを行っています。
もし興味を持ってもらえたら、いつでも声をかけてくださいね。

日々の生活で学び、変化し、成長していくことこそ、価値創造者への第一歩だと僕は信じています。

【おまけ】スナックから見れる「人生の勝算」との共通項

「破壊」のエピローグにて、葉村氏はなぜスナックが現代でも生き残っているか言及されています。

ここで僕がふと感じたのは、前田裕二氏の「人生の勝算」に共通するエピソードだな、ということでした。
本のジャンルは少し違うかもしれないけれど、本質はきっと同じなのでしょう。

スナックやコミュニティといった人と人との触れ合いに、僕は強く共感します。
未来へ向けた生存戦略について、さらに理解を深めたい方には「人生の勝算」を読むこともおすすめします。