こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。
キーボードのスペックで、アクチュエーションポイントって聞いたことがありませんか?
日本語だと、「接点」とか「作動点」って呼ばれることもあります。
ここでは、アクチュエーションポイントとはなにか?ゲームへの影響も含めて説明しています。
特にゲーミングキーボードでは、アクチュエーションポイントを知っておくことは重要です。
どんな意味か知っておけば、キースイッチの比較もしやすくなりますよ!
アクチュエーションポイントとは?
アクチュエーションポイントとは、キーを押したときにスイッチがONになるポイントのことです。
どのくらいキーを押し込めば反応するのか?を数値で示しています。
「接点」や「作動点」と呼ばれることもあります。
たとえば、CHERRY MXの赤軸は2.0mm、銀軸は1.2mmです。
この数値が示していることは、銀軸のほうが「キーの押し込みが浅くても反応する」ということです。
アクチュエーションポイントが違うとどうなるのか?
では、キースイッチごとにアクチュエーションポイントが違うとどうなるのでしょうか?
それは、キーを押す際の反応速度に影響します。
先ほどの赤軸、銀軸で比較してみましょう。
赤軸の2.0mmよりも銀軸の1.2mmのほうが、押し込みが浅くても反応します。
つまり、赤軸・銀軸のキーを同時に押したとすると、銀軸のほうが素早くキーがONになります。
FPSなどの反応速度を重視するゲームでは、アクチュエーションポイントの違いが顕著です。
よりスピードを重視するなら、銀軸を採用することになるでしょう。
ただ、銀軸は反応速度が上がるだけで、連打が速くなるわけではありません。
その点は覚えておいた方が良いポイントです。
アクチュエーションポイントがゲームに与える影響とは?
アクチュエーションポイントの数値は、先ほどもお伝えしたとおりキーの反応速度に影響します。
数値が低いほうが、より早く反応するということです。
なので、キー入力にスピード・正確性を求められるゲームでは、数値が低いほうが良いといえます。
FPS・アクションなどのジャンルのほか、素早いタイピングにも向いています。
逆に言えば、スピードを重視しなければそこまでこだわらなくても良いともいえます。
赤軸について(接点:2.0mm)
赤軸はキースイッチのなかでもベーシックな部類で、2.0mmであっても快適な使用感です。
程よい反応速度なので、誤入力も少なくなります。
音が静かなので、ゲーム配信・オンラインミーティングにも向いています。
青軸について(接点:2.2mm)
さらにいえば、青軸はアクチュエーションポイントが2.2mmです。
カチッとしたクリック感で、しっかりと押した感覚が特徴となっています。
軽快にタイピングしたい時や、ゲームで誤入力をできるだけ抑えたいときにも便利です。
【まとめ】用途にあわせて数値を比較してみよう!
アクチュエーションポイントの数値が高い・低いことで、キー入力の感覚が変わってきます。
どちらが良いのか?というのは、用途によるのでひと言で決めるのは難しいでしょう。
様々な軸が用意されているのも、人それぞれの好みに合わせて選べるようにするためです。
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この記事でまとめた内容をもとに、どのくらいの数値が良さそうか比較してみてはどうでしょうか?
アクチュエーションポイントの数値が低いのは、やはり銀軸でしょう。
FPSをプレイするなら、比較しておきたいキースイッチです。
もし迷ってしまうなら、まずは主要な軸を試してみるのも良いと思います。
ベーシックなのは「赤軸・青軸・茶軸」で、その中でも赤軸は特におすすめです。
実際に触ってみることで、どの軸が合っているか感覚的にわかってきますよ!