【初心者向け】パソコンのBTOとはなに?自作PCとの違いを紹介!

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

「パソコンを買い替えようかな?」と思ったとき、「BTO」っていう言葉を聞いたことはありませんか?
BTOってなんとなく難しそうで、自作との違いもよくわからないかもしれません。

この記事では、パソコンのBTOとはなにか?自作PCとの違い・選び方をわかりやすく紹介しています。

それぞれの違いを比較しながら、あなたにベストマッチのパソコンを選んでみませんか?

BTOとは?

BTOとは、「Build to Order」つまりは、受注生産・オーダーメイドという意味です。
BTO対応のメーカーがたくさんあって、そのメーカーにあなたが発注するという仕組みですね。

少しだけカスタマイズできるのが特徴で、CPU・GPUなどを、決められた範囲で選択できます。
あくまでも決まった構成の中で、ちょこっと変更を加える程度です。

イメージとしては、少しだけカスタマイズできるメーカー製パソコン、といった感じです。
初心者でも安心かつ、パーツも変更できるのがメリットです。

とはいえ、やはり自作PCほど自由度は高くありません。

パソコンが好きな人、ゲーミングPCにこだわりがある人は、結局のところ自作するようになります。
というか、僕がそうでした(笑)

BTOにおけるデスクトップ・ノートパソコンの違い

BTOは、基本的にデスクトップが対象です。
というのも、デスクトップのほうが圧倒的にパーツの交換がしやすいからです。

パーツ交換がしやすいということは、それだけパーツの流通も多くなります。
流通が多いということは、価格も安くなりやすいです。

デスクトップのほうが、あらゆるパーツのカスタマイズに対応しやすいということですね!

なぜノートパソコンのBTO・自作はおすすめしないのか?

ノートパソコンの場合は、メーカー製のほうが扱いやすく、価格も安くなりやすいです。
メーカー製なら、サポート対応もしっかりしているし、パーツの不具合にも対応できます。

もしノートパソコンをBTO・自作で組み上げるとしたら、どうなるでしょうか?

まず、パーツをひと通り揃えるのが難しいです。
液晶画面・キーボード・ケースなど、規格をそろえるのは至難の業でしょう。

また、不具合が出たとき、自分で交換するのも大変です。
こういった事情を考えると、ノートパソコンはサポート・価格面でメーカー製がおすすめです。

【一覧表で比較】BTOと自作PC 7つの違い

それでは、BTOと自作PCの違いを一覧表でざっくり比較してみましょう!

BTO 自作PC
組み立てのお手軽さ
メーカーサポート
パーツの適合性
(競合の少なさ)
選べるパーツの自由度
パーツを自分で選ぶ楽しさ
組み立てる楽しさ ×
本体の独自性
(世界で1台だけ)

7つの違いを比較してみると、BTO・自作PCの特徴が浮き彫りになってきませんか?
ここから、もっと詳しく見ていきましょう!

BTOの特徴まとめ

それぞれの違いをまとめると、あくまでもBTOはメーカー製の延長です。
大まかな構成が決まったパソコンを、ちょこっとカスタマイズするようなイメージです。

なので、選べるパーツの自由度はあまり高くありません。

自分で組み立てなくていいので、お手軽なのはメリットだといえます。
メーカーサポートもあるので、とにかく安心して使えるのがBTOです。

自作PCの特徴まとめ

BTOに対して、自作PCは圧倒的な自由度があります。
デスクトップPCのパーツはすごく豊富なので、すべて自分の好みに合わせて構成できます。

僕も自作PCを使っていまして、同じ構成はBTOには難しいでしょう。
何度もパーツ交換しているし、僕のこだわり・使いやすさに合わせた作りになってます。

自分で学びながら使う必要はありますが、基本さえ覚えてしまえばすごく楽しいです。

なんとなく「初心者お断り」っぽく感じるかもしれませんが、そんなこと全然ないですよ。

ぶっちゃけ、イメージとしては「レゴ」のようなものです。
パーツをポチポチ繋げていくだけだから、規格さえ合っていれば誰でもできます。

BTOと自作PCを選ぶときの3つのポイント

次に、BTOと自作PCを選ぶときの3つのポイントを紹介します。

  1. パソコン本体のサポートは必要か?
  2. パーツ・スペックを自分で選びたいか?
  3. パソコンにどこまでこだわりを持つか?

【1】パソコン本体のサポートは必要か?

まずは、パソコン本体のサポートが必要かどうか考えてみましょう。
もし不具合が起きたとき、すべてメーカーに任せてしまいたいならBTOがおすすめです。

BTOなら、何かあったときもメーカーに聞けば対応してもらえるでしょう。
ただし、不具合の特定・修理のために、パソコンをメーカーに発送することもあります。

任せてしまうのはラクですが、時間がかかってしまうことは覚えておきましょう。

自作PC本体にはサポートはない

自作PC本体には、当然ですがサポートはありません。
パーツごとに保証はありますが、組み立てたパソコンの面倒は自分で見てあげる必要があります。

なんとなく難しそうに感じますが、自分で組み立てて対応していくと愛着が湧いてきます。
それと同時にパソコンの扱いも覚えられるので、知識・対応力が上がるのは自作のメリットですね。

【2】パーツ・スペックを自分で選びたいか?

BTOには、多少はカスタマイズの余地があります。
とはいえ、パーツ選択の自由度はかなり低いです。

パーツ・構成をあまり変えないなら、BTOも良い選択になります。
BTOのパーツで満足いかなければ、いずれは自作・パーツ交換をするようになります。

ちなみに、BTOで発注して、あとから自分でパーツ交換するという方法もあります。
これなら自作よりもハードルは低いし、1つずつ順番に覚えていくことが可能です。

もし自作PCだとハードルが高そうなら、まずはBTOがいいかもしれませんね。

【3】パソコンにどこまでこだわりを持つか?

BTOといえど、やはり量産品です。
小ぎれいにまとまっていて、どこかで見たようなデザイン・構成になっています。

自分だけのパソコンとして、愛着は湧きにくいかもしれません。

しかし自作PCは違います。
世界でたった1台だけ、自分だけの構成のパソコンを作れるのが、自作の最高のメリットです。

当然、ものすごく愛着も湧きます。
さらにさらに、一回でも自作してしまえば、パーツ交換くらい余裕です。

ということは、同じPCケースを使いまわして、何度でもパーツ交換して構築しなおせるということです。

僕のメインPCも、数えきれないくらいパーツ交換しています。
マザーボードも3回くらい変えていて、組み上げた当初とはまったく構成が違います。

それでも、ずっと僕の相棒として活躍してくれる、世界でたった1台のパソコンです。
この楽しさ・嬉しさを、一人でも多くの方と共有したいと思っています。

【まとめ】あなたの好みに合わせてBTO・自作PCを選ぼう!

ぶっちゃけ、僕の主観だけでお話しするなら、自作PCをおすすめしたいところです。
とはいえ、やっぱりハードルが高そうに感じる方も多いと思います。

安心して使えて、パーツも少しだけ変更できるPCが欲しいなら、BTOをオススメします。
BTOで発注したとしても、ケースに余裕があればパーツの交換・増設も可能です。

僕も昔はBTOのパソコンを使いながら、少しずつパーツ交換して楽しんでいました。
そのうち段々と欲がでて、ついに一から自分で構成するようになりました。

1ステップずつ覚えていくなら、まずはBTOがいいと思います。

最初からしっかりこだわって構成したいなら、自作PC一択です。
以前よりもだいぶハードルは下がっているので、意外とすぐ覚えられると思います。

販売元によっては、初心者向けの自作マニュアルを添付してくれるところもありますよ。

僕としては自作する人が増えてくれると嬉しいですが、BTOにはBTOの良さがあります。
なので、あなたの好みに合わせて選んでみてはどうでしょうか?