【JPEG/JPG・PNG・GIF】画像形式の違いとは?使い分ける方法を紹介!

ヨッチヨッチ

こんにちは。代表のヨッチです。
ミライヨッチにお越しいただき、ありがとうございます。

画像には、いろんな種類がありますよね。
よく聞くのは、JPEG/JPG・PNG・GIFといった形式です。

画像の形式には違いがあって、それぞれ得意分野も異なります。
なので、しっかり使い分けることが大切です。

この記事では、JPEG/JPG・PNG・GIFの違いと使い分ける方法について紹介しています。
サイト運営にも関わってくるので、ここでしっかり覚えておきませんか?

JPEG/JPG(ジェイペグ)

JPEG/JPGはどちらも同じ形式です。
「.jpg」「.jpeg」という拡張子が付けられています。

JPEGの特徴は、画質を落とすことでデータを圧縮している点です。
画質を落としすぎると、モザイクのようなノイズがたくさん入ります。

特に写真などに適している形式で、色数が多くても容量をしっかり削減できます。
また、色数が多かったり、グラデーションがあるイラストにも向いています。

逆に、色数が少ないイラストなどはPNGのほうが向いています。

適している画像
写真・色数が多いイラスト
適していない画像
色数が少ないイラスト

PNG(ピング・ピン)

PNGは、画像の背景を透過させることができる形式です。
基本的には、「PNG-8」「PNG-24」の2種類があります。

PNG-8

PNG-8は、画像の色数を絞ることでデータを圧縮しています。

色数が少ないイラストであれば、ほとんど画質は劣化しません。
色数が多い写真などは、画質が荒くなって容量も大きくなります。

背景を透過すると、ジャギー(ギザギザ)が入ることがあります。

シンプルなイラスト向けの形式で、色数が多いイラスト・写真には不向きです。
グラデーションがあるイラストも苦手です。

特に写真には不向きなので、写真ならJPEGが向いています。

適している画像
色数が少ないイラスト
適していない画像
写真・色数が多いイラスト

PNG-24

PNG-24は、PNG-8の色数を絞っていないバージョンです。
JPEGと同じカラー表現ができますが、容量はかなり大きくなる傾向があります。

容量が大きくなっても、できるだけ劣化させたくないイラスト・写真に向いています。
また、背景を透過してもジャギーが入ることはありません。

なので、透過イラストにも向いている形式です。

適している画像
できるだけ劣化させたくないイラスト・写真
背景を透過したいイラスト
適していない画像
できるだけ容量を削減したい画像

GIF(ジフ)

GIFは、PNG-8とかなり似ている形式です。
色数を絞ることで、データを圧縮しています。

現状、GIFではなくPNG-8をメインで使用しても問題はありません。
PNG-8と比較して、GIFの方が容量が小さいときに選ぶのが良いと思います。

アニメーションを設定することで、GIFアニメを作ることができるのも特徴です。
ただし、画質は悪くてカクカクした動作になりやすいです。

適している画像
PNG-8よりも容量が小さくなるイラスト
GIFアニメ
適していない画像
GIFのメリットを活かせない画像全般

【まとめ】画像の種類によってJPEG・PNG・GIFを使い分けよう!

ここまで、JPEG・PNG・GIFの形式について紹介してきました。
大事なのは、画像の種類によって形式を使い分けることです。

各フォーマットの得意分野について、もう一度まとめました。

JPEG/JPG
写真・色数が多いイラスト
PNG-8
色数が少ないイラスト
PNG-24
できるだけ劣化させたくないイラスト・写真
背景を透過したいイラスト
GIF
PNG-8よりも容量が小さくなるイラスト
GIFアニメ

ざっくりと分けると、写真ならJPEG、イラストならPNG-8が向いています。
背景を透過したいときは、PNG-24を選ぶのが良いでしょう。

GIFを優先して使うことは、あまり多くないかもしれません。
PNG-8より容量が小さいときや、GIFアニメを使いたいときに選ぶのが良いと思います。

ベクターデータのアニメーションなら、Lottieを使うという方法もあります。
ハイクオリティで容量もグッと小さくなるので、かなりおすすめの方法です。

いろんな選択肢を知っておけば、必要なときにより良い形式を選ぶことができます。
JPEG・PNG・GIFのメリットを活かして、それぞれ使い分けてみませんか?